内科の初診患者さまの受け入れ制限について

いつも、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます。

現在、当院の内科では「当院を初めて受診される患者さま」の受け入れを一部制限しております。

ここでいう「初診」とは、これまで一度も当院の内科を受診したことがない方を指します。

過去に当院を受診されたことがある方は、しばらく受診期間が空いていても基本的には受診していただけます。

現在、内科の初診予約は大変混み合っており、予約状況によっては約3週間先までお待ちいただくことがあります。

なぜ初診患者さまを制限しているのか

理由は、単純に患者さまの数が増えているからだけではありません。

私たちが一番大切にしたいのは、現在通院してくださっている患者さまをきちんと診療することです。

ここ最近、内科、とくに呼吸器・アレルギー領域の患者さまが急増しています。

その中で目立っているのが、

「以前当院に通院していたけれど、良くなったので自分の判断で通院をやめていた」

「何年か前に受診したことがあり、その後は調子が良かったので来院していなかった」

という患者さまの久しぶりの受診です。

そして症状が再び悪くなると、

「やはり、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックで診てもらいたい」

と戻ってきてくださる方が非常に増えています。

もちろん、他の医療機関で治療を受けていたものの十分に改善せず、最終的に当院を受診される患者さまも少なくありません。

当院を頼っていただけること自体は、本当にありがたいことだと思っています。

しかし、診察室の数も、医師も、看護師も、スタッフも無限ではありません。

患者数が増え続ければ、どうしても待ち時間が長くなり、一人ひとりの患者さまに十分な時間をかけることが難しくなってしまいます。

そのため現在は、マンパワーと診療の質を守るために、新規の内科患者さまの受け入れを制限するという判断をしています。

定期通院している患者さまへ

当院へ定期的に通院してくださっている患者さまには、ぜひ今後も治療を継続していただきたいと思っています。

症状が安定していると、

「もう大丈夫かな」

「薬もあるし、しばらく行かなくてもいいかな」

と思うことがあるかもしれません。

しかし、喘息をはじめとする慢性疾患では、症状がないことと、病気そのものが治っていることは必ずしも同じではありません。

自己判断で治療を中断し、かなり悪くなってから再び受診されると、患者さま自身もつらくなりますし、治療も大きくなります。

そして、そうした患者さまが一度に増えると、結果として医療機関全体の診療体制にも負担がかかります。

ですから、

「悪くなってから来る」のではなく、「悪くならないように通う」

ということを大切にしていただければと思います。

現在定期的に通院してくださっている患者さまは、ある意味では当院の診療体制を支えてくださっている患者さまでもあります。

これからも一緒に、良い状態を維持していきましょう。

「自分の判断で通院をやめたので、行きづらい」という方へ

一方で、

「自分の判断で通院をやめてしまったので、先生に怒られそう」

「何年も行っていないので、今さら受診しづらい」

と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そのような心配は必要ありません。

以前当院を受診された患者さまが、もう一度当院を頼ってくださるのであれば、私たちはきちんとお迎えします。

大切なのは、来なくなったことを責めることではなく、これからどうするかです。

ただし、できれば限界まで我慢してからではなく、

「少し咳が増えてきた」

「最近また夜に苦しい」

「以前と同じ感じがしてきた」

という段階で、早めにご相談ください。

早い段階であれば、比較的シンプルな治療で立て直せることも少なくありません。

当院だけで抱え込まない診療へ

もう一つ、今後の当院の診療方針としてお伝えしておきたいことがあります。

これまでは、多少難しい患者さまであっても、

「できる限り当院で何とかしよう」

と、かなり無理をして診療を続けることがありました。

しかし、現在の患者数や診療体制を考えると、すべての患者さまを当院だけで抱えることは、かえって安全な医療につながらないと考えるようになりました。

たとえば、妊娠中の喘息発作、重症の呼吸器症状、精密検査や入院治療が必要と思われるケースなど、クリニックでの対応範囲を超える可能性がある場合には、早めに高次医療機関へご紹介します。

また、病気の重症度だけではありません。

外来診療を安全に進めるためには、患者さまと医療者との間で治療方針を共有し、お互いに一定の信頼関係を築くことも必要です。

当院で安全かつ適切な診療を継続することが難しいと判断した場合には、より適した医療機関をご紹介することがあります。

患者さまにとって、より安全で適切な医療につなげるための判断です。

クリニックにはクリニックの役割があり、病院には病院の役割があります。

当院だけで無理をして抱え込むのではなく、必要なときには地域の病院と連携する。

それも、これからの当院に必要な医療だと考えています。

診療の質を守るための受け入れ制限です

今回の初診患者さまの受け入れ制限は、

一人ひとりの患者さまを、これからもきちんと診続けるための制限です。

新しく当院を希望してくださる方にはご不便をおかけし、大変申し訳ありません。

一方、現在通院してくださっている患者さま、そして過去に当院を受診したことがあり、再び症状が出てきた患者さまについては、できる限り診療を継続していきたいと考えています。

そして何より、

「限界まで悪くなってから受診する」のではなく、少しおかしいと思った段階で早めにご相談ください。

これからも限られたマンパワーの中で、診療の質と安全性を守りながら、地域の皆さまに必要とされるクリニックであり続けたいと思っています。

皆さまのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口 裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞