クリニックだより

週末から、のどが痛くなって鼻水と咳が出る理由

黄砂による健康への影響とその対策方法

春の訪れと共に、多くの人々が待ち望む暖かい気候と花々の開花が始まります。

しかし、この季節はまた、大陸から飛来する「黄砂」の季節でもあります。

例年、我々のクリニックでは、黄砂による症状に苦しむ患者さんが増加しています。

黄砂は、鼻汁や咳、咽頭痛、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみなど、花粉症に似た様々な症状を引き起こすことが知られています。

黄砂とは何か?

黄砂は、中国大陸やモンゴルから春になると日本に飛来する砂の一種です。

この黄砂には、微小粒子状物質(PM2.5)が含まれており、これがアレルギー症状を引き起こしたり、既存のアレルギーを悪化させたりする原因となります。

黄砂によって引き起こされる症状

  • のどの痛みやイガイガ感
  • 咳や息切れ
  • くしゃみや鼻水
  • 目のかゆみ
  • 皮膚のかゆみ

これらの症状は、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系の病気を悪化させることがあります。

対処法

  • 屋外でのマスクの着用:黄砂の季節に外出する際は、マスクを着用し、口と鼻を保護しましょう。
  • 屋内での衛生管理:外から帰宅した際は、手洗いとうがいを徹底しましょう。
  • 洗濯物や布団の室内干し:黄砂が飛んでいる日は、洗濯物や布団を外に干さないようにしましょう。

黄砂の季節は、多くの人にとって不快な症状を引き起こす可能性があります。

これらの症状が現れた場合は、早めに対処し、必要であれば医療機関を受診することが重要です。

上記の対策を実践することで、黄砂による健康への影響を最小限に抑えることができます。

春の素晴らしい季節を楽しむためにも、適切な対策を心がけましょう。


投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。