🍊我が家のみかんの木と「生理落果」🌿~自然が教えてくれる“手放す力”~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

庭にあるみかんの木が、今年もたくさんの白い花を咲かせ、
そのあとにかわいらしい小さな実をたくさんつけてくれました🍊✨

ですが、今朝ふと見てみると……
地面にはいくつもの青い小さな実が落ちていたのです🍃
しかも、枝についている実の中には、すでに黄色く変色しているものもありました。

🍃これは病気?異常?それとも…

実はこれ、「一次生理落果(いちじせいりらっか)」というみかんの自然な現象なのです🌱

みかんの木は、最初は非常に多くの実をつけます。
でもそのままでは、養分が分散してしまい、すべての実が健康に育ちません。

そこで、自ら不要な実を落とし、選抜していくのです。
生き残った実だけに、全力で栄養を届けるための「戦略」──
まさに“みかんの選抜総選挙”ですね📉💦

🌟「足るを知る」みかんからの教え

みかんの木のこの現象を見ていて、ふと感じたのは
「持ちすぎないことの大切さ」です。

人間も、脂肪、やること・持ち物・気持ち・承認欲求・関係性・……
ついつい、たくさん抱え込みすぎてしまいますよね。

でも時には、思い切って手放すことが、
本当に大切なものを育てる力につながるのだと思います🧘‍♂️🍃

「断捨離」や「足るを知る」という考え方も、
自然界の摂理から学んでいくと、とても腑に落ちます。

📸実際の様子をどうぞ♪

▼こちらが、木についている小さなみかんの実。
白い花のあと、まだまだ成長途中です🍊✨

▼落ちていたのは、こういった実たち。

どれもが大切な命。
でも「すべてを育てること」は、実はとても非効率。
だからこそ、選び抜く──植物はそれを自然にやっているのですね🍃

🔎生理落果は2回ある!?

今回のような現象は「一次生理落果」と呼ばれ、
5月下旬〜6月上旬に多く見られます。

でも実は、これで終わりではありません。
6月下旬~7月には「二次生理落果」も待っています。

それを乗り越えた実が、秋にあの甘いみかんとなって
私たちの食卓に届くのです🍊💛

🧑‍⚕️自然と体のリンク🌱

みかんの世界を見ていて、
「私たち人間の体や心も同じでは?」と感じました。

✔ 不要なストレスを手放す
✔ 抱え込みすぎずに、選ぶ力を持つ
✔ 競争ではなく、バランスで生きる
✔ 食べ過ぎない
✔ 体重を減らす
✔ 過剰な承認欲求を手放す

これは病気の予防や健康管理にも通じることです。
例えば呼吸器や皮膚の症状も、「無理をしすぎたとき」に出やすくなります。

🌈さいごに

庭で起きた小さな変化から、
自然界の大きなメッセージを感じた朝でした🌞

「たくさんあること」よりも
「大切なものを見極めて育てる」こと。

みかんの木が教えてくれたように、
私たちも日々の中で“選ぶ力”を大切にしていきたいですね🍀

みなさんのお身体にも、季節の変わり目の小さな変化が出やすい時期。
気になることがあれば、いつでもご相談ください😊

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口 裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)