🌧️梅雨前のエアコン、つけ始めに要注意！？～その咳、カビやハウスダストが原因かも～🦠💨
院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
5月の下旬から6月初めにかけて、少しずつ蒸し暑さを感じる日が増えてきますね🌿
「まだ早いかな？」と思いながらも、久しぶりにエアコンのスイッチを入れた方、多いのではないでしょうか？❄️
そんな季節の変わり目に
「エアコンをつけたら、急に咳が止まらなくなった…😷」
というご相談が急増します。
💥その咳、本当に風邪？ いいえ、原因は“エアコンの中”かもしれません
エアコンの内部は、思った以上にホコリやカビの温床🧫
特に、しばらく使っていなかったエアコンを急に稼働させると、
カビの胞子やハウスダストが風と一緒に部屋中に舞い上がります🌪️
咳が悪化しやすい原因は以下の通り👇
- フィルターに溜まったカビやダニの死骸🦠
- 内部の湿気によるカビの繁殖
- 冷風による気道の乾燥・刺激
🧪特に注意したいのはこんな方
✅喘息や気管支炎の既往がある方
✅アレルギー体質（ハウスダスト・ダニ）をお持ちの方
✅子どもや高齢者など、呼吸器が弱い方
✅ペットと暮らしている方（毛＋ダニの複合アレルゲン）🐶🐱
🛠️今すぐできる予防法はこれ！
① フィルター掃除🧽
→ 2週間に1回が理想！
汚れが目立たなくても、こまめなケアが大事です。
② エアコン内部のプロ清掃🧼
→ 年に1度、プロによる内部洗浄を検討しましょう。
市販のスプレーは届かない箇所にカビが潜んでいます！
③ 使い始めは「窓を開けながら」換気運転🌬️
→ 風を外に逃がしてから本格稼働へ。
④ 加湿器や観葉植物で空気の乾燥対策🌱
→ 気道を守るには湿度50〜60％が目安です。
🩺咳が長引くときは早めに受診を！
「咳が出るだけだから…」と自己判断で様子をみてしまうと、
喘息や咳喘息、アレルギー性気管支炎などが悪化することもあります😢
特に
- 夜間・明け方に咳がひどくなる
- 会話中や笑った時に咳き込む
- 2週間以上、咳だけ続いている
という方は、早めに呼吸器内科の受診をおすすめします💡
🍀さいごに：エアコンと上手に付き合って、梅雨も快適に☔
エアコンは、私たちの生活に欠かせない大切な味方。
でも、ちょっとした準備不足が体調悪化につながることも💦
「久しぶりにつけたら咳が…」という方は、
どうか一度、フィルターの中を覗いてみてくださいね👀
私たち医師は、あなたの生活環境と健康をつなぐ存在でもあります。
いつでもお気軽にご相談ください🩵
#梅雨前の健康対策
#咳が止まらないときは
#エアコンのカビに注意
#喘息もちさん必見
#やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
#健康は空気から整える🌬️
投稿者プロフィール
-
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）
最新の投稿
クリニックだより2025年6月14日🍩【呼吸と老化】第6回「肺も“コゲる”？呼吸器と糖化の知られざる関係」
クリニックだより2025年6月14日🧪【呼吸と老化】第5回「肺の“サビ”を防げ！酸化ストレスと呼吸老化」
クリニックだより2025年6月14日🤧【呼吸と老化】第4回「その咳、加齢のせい？それとも“気道過敏”かも」
クリニックだより2025年6月14日🫁【呼吸と老化】第3回「あなたの肺年齢、何歳ですか？」
