🌿「ちゃんとしすぎない」くらいが、ちょうどいい✨

こんにちは😊 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
前回のブログでは、「ピッタリ合わないネジ山」が前提というお話をしました🔩
今回はその続編として、「頑張りすぎなくてもいい」「ちゃんとしていなくても大丈夫」という、
ちょっと肩の力が抜けるようなお話をご紹介します🍵
🧠「ちゃんとしてる人」が一番苦しむ時代?
みなさんの周りにもいませんか?
✅ 何事も“ちゃんと”やらないと落ち着かない人
✅ 手を抜くのが苦手な人
✅ 周りにも“ちゃんと”を求めてしまう人
実はそういう人ほど、心も体も疲れやすいのです。
私も日々診療の中で、そう感じることが多くあります。
そんな時に思い出すのが、タモリさんのこの言葉です👇
「頑張らなくていいんだから。頑張るのはちゃんとした人だから。頑張るから苦しいんで、いかんのは、ちゃんとした人です」
📊完璧主義は、健康寿命を縮める?!
実は“頑張りすぎ”や“完璧主義”は、命にも関わる可能性があるという研究があります⚠️
カナダの大学(プレムラ・フライ博士)が行った研究では、
65歳~87歳の高齢者450人を対象に「完璧主義スコア」を測定し、6年半後の生存率を調査しました。
その結果がこちら👇
グループ | 完璧主義スコア(平均) |
---|---|
生存グループ | 59.1 |
死亡グループ | 69.8 |
🧾 数値が高いほど、完璧主義傾向が強いことを意味します。
つまり、「なんでも完璧にやらなきゃ」と思っていた人ほど、寿命が短かったのです。
🍀タモリさん流「ほどほど主義」のすすめ
タモリさんはこうも言っています。
「ほどほどに頑張っていればそれでいい」
3割~4割くらいの力で、余白を残しておく。
それが実は、一番長く続けられる方法なのかもしれません😊
日々「ちゃんとしなきゃ」「全力で頑張らなきゃ」と思っている方ほど、
この“ほどほど”の価値を、ぜひ一度見直してみてくださいね🌼
🤝「一かゼロか」でしか考えられない人もいる💭
とはいえ、中には柔軟性に欠ける方、融通が利かない方もいらっしゃいます。
「正しいか間違いか」「白か黒か」でしか考えられない方もいます。
でも、それも人それぞれ。
そういう時は、余裕がある側の人が、ちょっとだけゆるめてあげる。
それだけで人間関係も、職場も、家庭も、驚くほどスムーズになります✨
💬おわりに
「ちゃんとしなきゃ」と思う気持ちが強い人ほど、心が疲れやすいものです。
でも、“ちゃんとしていない自分”にも、やさしくなれると、毎日がちょっとだけ生きやすくなります🍃
そんな風に、自分自身をゆるめてあげる時間を、どうか大切にしてくださいね😊
がんばりすぎず、ちゃんとしすぎず、
「まぁ、これくらいでいいか」と思える心の余白こそが、人生を支える力になる🌱
あなたも、肩の力を抜いて。
今日を“ほどほど”に、生きていきましょう😊
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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