タモリさんに学ぶ!ぶらぶら散歩が心と体に効く理由

こんにちは
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
「運動は苦手だけど、健康にはなりたい」
「気分が沈みがち…でも激しい運動は無理」
そんな方にぜひおすすめしたいのが——“タモリ流・ぶらぶら散歩”です!
【タモリさんの散歩哲学】
~毎日1時間以上、ただ「ぶらぶら」歩く~
かつてNHKで放送されていた『ブラタモリ』。
タモリさんは、全国各地を“ぶらぶら”歩きながら歴史や地形を語る番組スタイルで人気を集めました。
実際、タモリさんはこんなふうに語っています
「ほぼ毎日、1時間以上散歩をしている」
「足を高く上げて歩くよう心がけている」
(※週刊大衆 2022年10月31日号より)
特別な道具も不要
お金もかからない
ぶらぶら歩くだけで、健康になれる
この「気軽さ」が続けられるコツなんですね
【歩くなら“緑の多い場所”がおすすめ】
~科学的にも証明されているリラックス効果~
イギリスのヘリオット・ワット大学では、
脳波測定器EEGを用いて次のような実験が行われました
緑の多い場所を歩いている時、脳波が「リラックス」状態に変化
街の中心部やショッピング街ではリラックス効果が少ない
つまり——
「自然のある場所をぶらぶら歩く」ことが、心にも体にも効く!ということです
【“10分だけ”でも効果あり!】
~はじめての方は短くてOK~
「これまで散歩をしたことがない」という方もご安心を
実は、10〜20分の短い散歩でも
軽い運動で血流UP
ネガティブ感情が減る
気分が前向きに!
スマホの歩数アプリでウォーキングゲームを楽しんでもOK。
ただ歩くだけより、“ちょっとした遊び心”が継続の秘訣です
【日々のストレスケアとしての“散歩”】
~忙しい現代人にこそおすすめ~
- 忙しいときほど「歩くことで思考が整理される」
- 在宅ワークでこもりがちな人にも効果的
- 散歩中は“脳に新しい刺激”が与えられ、ひらめきも生まれやすい
タモリさんが教えてくれるように、「ぶらぶら歩く」ことは、
立派な“健康法”であり、“趣味”であり、“瞑想”でもあるのです
まとめ|散歩は“最もシンプルなセルフケア”です
靴さえあれば始められる
道も時間も自由
気持ちがすっきりして、体調も整う
体調を崩しがちな春先や、気分が落ち込みやすい季節の変わり目こそ、
「タモリ流・ぶらぶら散歩」を生活に取り入れてみませんか?
ご覧いただきありがとうございました
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医師 山口裕礼(やまぐちひろみち)より
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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