🔩「ピッタリ合わない」ことが前提の診療?🌱

こんにちは😊 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
今日は、患者さん一人ひとりに向き合う中で、心に響いたある本の言葉をご紹介します📖✨
それは、所ジョージさんの著書の中にある「合わないネジ山」というお話です🔧
📝人生も診療も「ピッタリのネジ」は少ない
所さんはこんなふうに書いています。
「ネジとナットが正確にピッタリ合ったものではないと、正しく締め付けられない…なんてことはない。
多少ズレていても、組み合わせを工夫すれば、しっかり締まることがある。」
この言葉を読んで、私はとても納得しました💡
当クリニックには、年齢も背景も症状も異なる本当にたくさんの患者さんが来られます。
みなさん「顔」も「性格」も「病気の現れ方」も違うのは、当然のことです😊
🧑⚕️私は「幅のある診療」を大切にしています
患者さんにぴったり“ピッチ”の合った処方が見つかれば、もちろんそれが理想です🌟
でも、実際は「これで大丈夫かな?」「このくらいで落ち着くかな?」と
少し幅を持たせた対応になることもあります。
これは決して妥協ではありません。
逆に、「完璧な処方」「一発での正解」だけを追い求めすぎると、かえって不安になったり、治療が長引いたりすることもあるのです😌
🌀人生にも「合わないネジ山」がある
診療と同じで、人生もまた「正解が一つ」なんてことはありません🍀
周りに合わせられない日もあるし、ちょっと合わない人とも付き合わなきゃいけないこともあります。
でも、そんな時は「ピッタリ合わないことが前提」と考えたほうが、少しラクになりますよね☺️
🤝合わせられる側が“ちょっとゆるめてあげる”優しさを
とはいえ、「一かゼロか」でしか考えられない方、柔軟性に欠ける方もいます💭
そういう時は、合わせられる余裕がある人が、ちょっとゆるめてあげる。
それだけで人間関係も診療もスムーズになります✨
私たち医療従事者も、患者さんの「ネジ山」に寄り添いながら、
なるべく負担の少ない形で“締めすぎず、ゆるすぎず”治療を進めていきます😊
💬おわりに
所ジョージさんのこの一節を読んで、改めて「幅をもって診ることの大切さ」を感じました📘
診療にも、人生にも“絶対の正解”はない。
だからこそ「合わないことを前提に、少しずつ合わせていく」ことが、大切なんですね🍀
これからも、みなさん一人ひとりの“ねじ山”に合った診療を心がけてまいります🌈
いつでもご相談くださいね😊
投稿者プロフィール

-
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
クリニックだより2025年5月29日🚶♂️タモリさんに学ぶ!ぶらぶら散歩が心と体に効く理由🌿
クリニックだより2025年5月29日🌿「ちゃんとしすぎない」くらいが、ちょうどいい✨
クリニックだより2025年5月29日🌿未来にも過去にもこだわらない生き方✨~タモリさんに学ぶ「今」に集中する力~
クリニックだより2025年5月29日🔩「ピッタリ合わない」ことが前提の診療?🌱