「喘息の薬は一生続けなきゃダメ?」その誤解にお答えします🌿

🌸こんにちは😊やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌿
先日、ある患者さんからこんなご質問がありました。
「先生、喘息の薬って、一生やめられないんですよね?」
この質問、ときどきいただきます。そして、私はこうお答えしています。
❌「一生やめられない」なんてことは、ありません!
実は、薬をやめられる方は一定数いらっしゃいます😊
もちろん、そうなるまでにはいくつかの要因が関わっています。
- もともと喘息ではなかった(似たような症状だった)ケース
- 一時的な炎症が治まり、再発せずに数年過ごしている方
- 生活習慣や環境を見直して根本的に改善した方
ただし…
- 数ヶ月で再発してしまう人
- 季節の変わり目や感染症で悪化する人
こういったケースもあり、“完治”なのか“寛解”なのかという線引きはとても難しいものです😌
🎓それでも私が「卒業できる可能性はある」と断言する理由
それは、私が本気で「いつか薬から卒業させたい」と思って診療しているからです✨
無理かもしれません。でも、私はいつも希望を持って診療しています。
なぜなら…
- あなたが「良くなりたい」と前向きに努力してくれるから
- 一緒に歩む医師がいることで、その道が見えるようになるから
🌿「卒業」は、あなたの努力なくして実現できません
喘息に限らず、高血圧、高脂血症、糖尿病など、多くの慢性疾患は努力で改善できます💪
ポイントは以下のようなことです👇
✅睡眠を見直す
- 寝不足や質の悪い睡眠は喘息の悪化要因に😴
✅ストレスをためない
- 自律神経の乱れは気道の過敏性を高めることも😥
✅適度な運動をする
- 肺の機能が向上し、発作のリスクを下げます🏃♂️
✅食事を整える
- 抗酸化物質や腸内環境を整える食事がカギ🥦
🧬それでも「一生」になることもあります
たしかに、慢性疾患は遺伝や体質、年齢の変化によって薬を続ける必要がある場合もあります。
でも…
「できること、すべてやってから判断してほしい」
と、私はいつも願っています。
そして、できることをしないまま“あきらめている”人が多いのも事実です。
💖一緒に歩むことも、実は“上手に生きている”証
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
病気と上手に付き合いながら生きていくのも一つの選択肢です。
それを「悪いこと」と思う必要はありません😊
だからこそ、慢性疾患を“コントロール”するための医師が必要なのです。
私たち医師の仕事は、
- あなたの「卒業」を応援すること✨
- でも「一緒に歩む」道を示すこと✨
どちらも正解であり、どちらも大切な医療です。
🌸最後に…
あなたが私のクリニックに来て「来てよかった」と思ってくださるなら、それだけで嬉しいんです。
卒業していくのが「正解」ではなく、
一緒に二人三脚で歩むのも正解です。
選ぶのは、あなたです。
私たちは、あなたが前を向くための道しるべでありたいと願っています😊
📝まとめ
- 喘息の薬は、一生必要とは限りません
- 卒業できる人はいますが、努力と医師の伴走が必要です
- 睡眠・ストレス・運動・食事の見直しがポイントです
- 無理にやめず、上手に付き合うことも一つの生き方です
📍これからも、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックは、あなたの健康と幸せを願って全力でサポートします✨
どうか、希望を持って今日も過ごしてくださいね😊
心からの感謝をこめて🙏
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)