🍵「〇〇すれば病気が治る」の真相とは?

~糖化との関係をひもとく🌿~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

世の中には数えきれないほどの「〇〇で病気が治った!」という体験談や健康法があふれていますよね。

👣 歩けば病気が治る
🍲 腸を整えれば病気が治る
😴 寝れば病気が治る
🥕 野菜スープで病気が治る
🍵 断食すれば病気が治る

「え?それだけで?」と、思わずツッコミたくなるような話もありますが、実はこれらに共通している“あるキーワード”があります。
それが…

🔬キーワードは「糖化」だった!

糖化(とうか)とは、体内の余分な糖がタンパク質と結びついて「AGEs(終末糖化産物)」という悪玉物質になる現象です⚡
これが細胞を老化させ、さまざまな病気のリスクを高めるとされています。

つまり──
多くの民間療法が“なぜか効く”のは、「糖化を抑える」からなんです‼️

✅各療法がなぜ効くのか?糖化との関係🧪

👣1. 歩く(有酸素運動)

・血糖値の急上昇を防ぎ、インスリン感受性が改善✨
・AGEsの蓄積を抑える効果も☝️
→糖化予防にバッチリ!

🧻2. 腸を整える(発酵食品・食物繊維)

・腸内細菌が善玉優位になると糖の吸収速度が緩やかに
・腸からの慢性炎症(リーキーガット)も抑制💡
→糖化を起こしにくい体に!

😴3. よく眠る

・睡眠不足は血糖値の乱れ&食欲増進(特に糖質)に💦
・しっかり寝るとホルモンバランスが整い糖代謝も◎
→睡眠は抗糖化ホルモンの味方♪

🍵4. 断食(ファスティング)

・インスリン値の低下により糖化ストップ⏸️
・オートファジー(細胞の自己修復)も活性化✨
→AGEsの蓄積リセット効果も!

🥕5. 野菜スープ

・抗酸化成分(ビタミンC・E・ポリフェノールなど)が豊富🍅🥬
・食物繊維で血糖値スパイクを防止🚫
→AGEsの材料である「糖×たんぱく」の結合を防ぐ!

💭でも、ちょっと待って!「絶対に治る」はNG🙅‍♂️

ここで大事なのは――
「効くこともある」けれど、誰にでも・どんな病気にも効くわけではないということ💡

民間療法は、生活の改善や補助的なアプローチとしては素晴らしいですが、「治療をやめる」「薬を自己判断でやめる」ことは危険です⚠️

🧠本当に大切なのは…

✨自分の体を知ること
✨医師と相談しながら試すこと
✨“続けられる”方法を選ぶこと

そして何より――
🍀「あなたの体が、これ以上“糖化”しない環境をつくること」🍀

当院では、糖化や体のバランスを測定するSKY10という機器なども活用しています📊
本気で体質を変えたい方、一緒に見直していきましょう😊

💬おわりに

「歩けば治る」「寝れば治る」といった言葉は、希望やモチベーションになる反面、思い込みや過信にもつながりかねません💦

🌸でも大丈夫。正しい知識と、あなたの気づきがあれば
🌱体はきっと、もっと良くなっていきます

読んでくださって、ありがとうございました🍀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、患者さん一人ひとりの暮らしに寄り添った医療を目指しています💕

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)