✨肌が黄ぐすむ⁉第10回:「糖化と“くすみ・シミ・たるみ”の深い関係とは?」

第10回:「糖化と“くすみ・シミ・たるみ”の深い関係とは?」

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

「なんだか顔色がパッとしない…」
「シミが増えて、ファンデーションでも隠れにくい」
「昔より肌が“黄ばんで”見えるような…」

それ、“糖化”が関係しているかもしれません💥

🍯糖化とは?

糖化とは、体内で余った糖がたんぱく質と結びつき、
AGEs(終末糖化産物)という「肌老化物質」を作ってしまう反応のことです⚠️

このAGEsが肌にたまると👇

👎 肌の弾力を保つコラーゲンが壊れる
👎 肌の透明感が失われ、くすみやすくなる
👎 肌が“黄ぐすみ”して見える
👎 メラニンの排出が滞り、シミが残りやすくなる

つまり、シミ・くすみ・たるみの根本原因は、糖化にあることが多いのです。

🧏‍♀️糖化くすみ・糖化シミの見分け方

以下のような症状に心当たりはありませんか?👇

🔸 顔色が黄色っぽく、くすんで見える
🔸 シミが以前より濃くなった、または増えた
🔸 肌がごわつき、メイクのノリが悪い
🔸 目元・口元のたるみが気になり始めた
🔸 甘い物やパン・パスタがやめられない

2つ以上当てはまる方は、糖化が肌に影響を与えているサインかもしれません⚡

🍩糖化を進める“生活のクセ”チェック📝

❌ 菓子パン・カフェラテが朝の定番
❌ 毎日スイーツを食べる
❌ 野菜が少なく、炭水化物が中心
❌ 夜遅くまでスマホ+夜食の習慣
❌ 運動不足で代謝が落ちている

これらは、すべてAGEs製造ルート直行便です💣
肌の奥でじわじわと“糖の炎”が燃えているかもしれません…🔥

🌿薬膳的には「黄ぐすみ=瘀血(おけつ)+湿熱(しつねつ)」

東洋医学では、肌の黄ばみ・くすみは「血の巡りが悪い」「体の中に余分な熱と湿がたまっている」状態とされます。

📌 おすすめ薬膳食材👇

🍵 はとむぎ茶 → 肌の代謝促進・透明感UP
🍠 ごぼう・大根 → 老廃物を流して血行改善
🍅 トマト・きゅうり → 体の熱と炎症を抑える
🌰 クコの実・れんこん → くすみ予防+美白サポート

“美白化粧品”より、“体の内側からの透明感”を意識していきましょう😊

🥗糖化によるくすみを防ぐ7つの生活習慣✨

✅ スイーツの回数を“週2回まで”に減らす🍰
✅ 食事は「野菜→たんぱく質→炭水化物」の順で食べる🥗
✅ 夜は22時までに就寝し、肌のゴールデンタイムを活かす🛌
✅ 間食にはゆで卵・無糖ヨーグルト・ナッツを選ぶ🥚
✅ 食後は必ず5分だけ歩く🚶‍♀️
✅ 血糖値の急上昇を防ぐ食べ方(よく噛む・ゆっくり食べる)
✅ お風呂で温まり、血流を改善♨️

🍀さいごに

鏡を見て「なんか顔が疲れてるかも…」と思ったら、
スキンケアだけでなく、“糖と肌の関係”に目を向けてみてください。

✨糖化を防ぐ生活
✨血流と腸を整える食事
✨ストレスと向き合う時間

それだけで、肌のトーンがワントーン明るくなる日はそう遠くありません🌷

これまで10回にわたってお届けしてきた
《肌は語る、糖化の真実》シリーズ📘
ぜひ振り返って読み返してみてくださいね。

🩺やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでできること

当院では、皮膚科治療においても
💊 外用薬・内服治療だけでなく
🌿 生活習慣・食事・腸内環境・ホルモンバランス
など、トータルでサポートする治療方針をとれれば理想的です。

「今の症状をどう乗り切るか」だけではなく、
「再発を防ぐにはどうするか?」
という視点での診療も大切にしています🍀

しかし忙しい皮膚科外来では患者さんの日常生活まで介入できる時間は取れません。

📝このブログは“第二の診察室”です

外来診療では、どうしても目の前の症状への対応が中心になりますが、
本当はその奥にある「予防」や「根本的な体質改善」にこそ、大きな価値があります。

このブログは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの第二の診察室として、
日常生活の中で実践できる健康づくりのヒントをお伝えするために運営しています🌱

この内容は、すべて
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長・山口裕礼が責任をもって執筆・監修しています。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)