🧬第5回:「糖化・腸もれ・血糖スパイクは三位一体で進行する!?」

~知らぬ間に体を焦がす3つの落とし穴~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌿

🔸日本セルフメンテナンス協会認定 腸内環境管理士/腸内環境解析士として、
これまで腸と糖化の関係についてお話ししてきましたが、
今回は【腸もれ・糖化・血糖スパイク】がどう連鎖して体にダメージを与えるのか、図解するようなつもりで丁寧に解説します📚✨

🍭1.血糖スパイクとは?

血糖スパイクとは――
「食後に急激に血糖値が上昇し、その後急降下する状態」です📉📈

🍞白米・パン・甘いお菓子
➡️ 急激に吸収
➡️ 血糖値がドーンと上がる
➡️ インスリンが大量に出て急降下💥

このとき体の中では【糖化】が加速し、AGEs(終末糖化産物)がどんどん発生してしまうのです💣

🔥2.糖化が進むと腸の“壁”が壊れる!?

AGEsは血管や神経だけでなく、
なんと腸の内壁(粘膜)にもダメージを与えることがわかってきています⚠️

🧨 糖化 → 腸壁の炎症
🧨 炎症 → タイトジャンクション(細胞の結び目)がゆるむ
🧨 結果 → 【リーキーガット(腸もれ)】状態に!

つまり、糖化によって腸のバリア機能が破壊されるのです😱

💥3.腸もれが起きると何が起きる?

「腸もれ」=リーキーガットになると…

☠ AGEs(糖化物質)
☠ 悪玉菌の毒素
☠ 未消化のタンパク質

などの“いらないもの”が血液中にダダ漏れになります😨

→ この結果、全身の慢性炎症・アレルギー・肌荒れ・倦怠感など、さまざまな症状が出てくるのです💧

🌀4.三位一体の悪循環がこちら💡

1️⃣ 高GI食品や甘い物で【血糖スパイク】発生
2️⃣ 血糖スパイクで【糖化】が進行
3️⃣ AGEsが腸の粘膜を傷つけ【腸もれ】が起きる
4️⃣ 腸からAGEsや毒素が漏れ、再び【炎症・糖化】が悪化

➡️これが、「見えない体の火事🔥」=糖化のドミノ倒し状態なのです😣

💡対策:「1つでも止めれば、すべてが良くなる!」

この三位一体、逆に言えば👇

✅ 血糖スパイクを防げば、糖化が防げる
✅ 腸を整えれば、炎症が収まり糖化が軽減
✅ 糖化を抑えれば、腸粘膜も守られる

🌟つまり、どこか1か所でもケアすれば“全体が良くなる”可能性が高いのです✨

🌱今日からできる3つの実践習慣

✅【食】低GI食品(もち麦・雑穀・オクラ)に変えてみる
✅【腸】発酵食品+水溶性食物繊維のセット摂取
✅【生活】睡眠を整えてストレス軽減(腸と自律神経は仲良しです)

💬まとめ

「糖化・腸もれ・血糖スパイク」は、
それぞれバラバラに見えて――
実はしっかりつながっている“見えない炎症トリオ”なのです🧩🔥

体調の悪さの正体は、こうした“内なる炎”かもしれません。
だからこそ、小さな生活習慣の見直しが未来を守るカギ🔑になります😊

📢次回予告

👉第6回:「AGEsを減らす食べ方・食べる順番・時間帯とは?」
同じ食事でも、“食べ方”で未来が変わるかも✨

📌注意・免責
この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、すべての症状や体質に当てはまるとは限りません。
症状がある方は医療機関へご相談ください🙏

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)