🩰バレエってこんなに楽しいの!?~NBAバレエ団「海賊」鑑賞レポート~

こんにちは🌿
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

本日、NBAバレエ団による【海賊 -The Corsair-】を観に行ってきました✨
公式ページはこちら

🏛️まずは新国立劇場の雰囲気から✨

劇場に着いてまず感じるのは、その洗練された美しさ✨
水辺の静けさと建物のモダンな造形が見事に調和し、
「これから非日常の物語が始まるんだ」と自然に気持ちが整います🎭

🎉劇場に入ると、いきなり非日常の世界へ!

劇場ロビーに入った瞬間、華やかな衣装のダンサーさんたちが笑顔でお出迎え✨
一緒に写真を撮ってくださるという嬉しいサプライズがあり、
始まる前からワクワク感が高まりました📸💕

🎭バレエ初心者でも大満足のエンタメ体験

バレエと聞くと「敷居が高そう」「よくわからない」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが…
実はとても“観やすくて、感動的なエンターテインメント”なんです✨

🎶セリフはありません。
けれど、音楽と身体表現だけで
【感情】【物語】【緊張感】【喜び】がどんどん伝わってきます。

まさに“言葉のいらない芸術”。
それがバレエのすばらしさなのです✨

🌸ロビーには贈られたお花がいっぱい!

劇場ロビーには、美しいお花がずらりと並んでいました💐✨
赤・青・紫・白…色とりどりの花々が、これから始まる舞台への期待をより一層高めてくれます。

芸術の場にふさわしい、まさに“生きた装飾”。
花もまた、無言の芸術ですね🌷

👀前から2列目!迫力の舞台

今回は、ありがたいことに前から2列目という臨場感たっぷりのお席でした🙏
衣装のきらめき、踊り手の筋肉の動き、息づかい…
「この人たちは、舞台の上で生きてるんだな」と感じるほど✨

舞台全体が“ひとつの大きな物語”として、どんどん観る者を引き込んでいきます。

🎭かつて観た『海賊』、そして再び心動かされた夜──

違う解釈・違う魂。だからこそ再演は面白い。

実は『海賊』は、数年前にKバレエカンパニーの公演でも鑑賞したことがあります。
あの時も、スケールの大きな演出と躍動感ある群舞に心を奪われました。

しかし今回、NBAバレエ団の『海賊』は、
まったく違った光と影、命の鼓動を感じさせてくれる舞台でした✨

👀演出のセンスと、目配りの細やかさ

舞台転換のスムーズさや音楽のキューの合わせ方など、
まさに“観る人の没入を邪魔しない”細部の完成度が光っていました。

特に印象的だったのは、人物の心情の描写にフォーカスを当てた演出
誰が今、何を選び、何に迷っているのか──
セリフのない世界の中で、それがはっきり伝わってくる演出は見事でした。

🩰ダンサーたちの集中力と呼吸の一体感

群舞のキレ、ポジション移動のタイミングの揃い方、
そしてソリストの間の“呼吸のタメ”に至るまで、劇団全体の一体感をひしひしと感じました。

特にコンラッド役のダンサーの跳躍の軌道の美しさ
そしてギュルナーレ役のダンサーの目線と指先から伝わる物語性は絶品でした。

ただ踊るのではなく、“語っている”。
そう思わせるような、踊り手の内面からの表現が、舞台を厚くしていました。

🪄再演でも、再発見がある

バレエという芸術は、同じ作品でも解釈や配役によってまったく異なるものになります。
だからこそ、同じ演目を繰り返し観る価値がある──
今回の『海賊』は、それを改めて感じさせてくれる公演でした。

Kバレエでの「海賊」が“王道の壮大さ”とすれば、
NBAバレエ団の「海賊」は“エンターテインメントと人間ドラマの融合”とでも言いましょうか。

🎉舞台は、劇団の総合力の結晶

演出家の意図、振付の創意、照明・衣装のセンス、そして何よりダンサーたちの身体と言葉なき感情。
どれが欠けても、観客の心は動かないものです。

今回の舞台は、その総合芸術としての完成度が非常に高かったと感じます。
あの空間を創り上げた全てのカンパニーメンバーに、心から拍手を贈ります👏✨

🔥「There is a fire in his eyes.」

心に炎を宿して、生き抜く人たちへ——

第1幕、ギュルナーレが見つめたコンラッドの目にあったのは、
“There is a fire in his eyes that tells of other worlds.”
──「彼の目には、この世界のものとは思えぬ炎が宿っていた」

この言葉に、私は深く心を動かされました。

これは単なるバレエのセリフではなく、
人間の中にある“強く生きたいという意志の炎”を象徴するメッセージなのだと感じたのです。

🌊嵐のような人生の中でも、「目に宿る炎」を持ち続けること

物語の主人公・コンラッドは、裏切りに遭い、仲間を失い、愛する人を奪われます。
それでも彼は絶望の中から立ち上がり、剣を取り、再び仲間のもとへ戻る。

何度でも立ち上がるその姿に、私たちは心を打たれるのではないでしょうか。

バレエのラストでギュルナーレがコンラッドを守るように立ちはだかる姿、
そして、悲しみを抱えながらも自由への航海へ再び漕ぎ出すその姿勢は、
私たちにこう語りかけてきます。

「あなたの中の火は、まだ消えていない」

🌱日々の診療の中でも感じる、「炎を失わない人たち」

私たちのクリニックにも、さまざまな困難を抱える方が来院されます。
喘息と闘う方、皮膚疾患で日常に悩む方、心の不安を抱えている方…

でも、どんな方の中にも「もう一度、よくなりたい」「また笑いたい」
そういう小さな炎のような希望が宿っていると感じます。

その炎に私たちは光を当て、風を送り、時にそっと寄り添います。

バレエ『海賊』のように、誰かのまなざしに勇気づけられたり、
仲間の裏切りに涙しながらも前に進んだり、
私たちもまた、自分だけの“航海”をしているのかもしれません。

🕊️今、少し疲れている方へ…

もし今、前が見えなくなっていたり、
「もう頑張れない」と思っている方がいたなら、
どうかこの言葉を思い出してください。

「There is a fire in your eyes.」
あなたの中の炎は、きっと誰かの希望になる。

🎭バレエはただ美しいだけの芸術ではなく、
人生の本質を語ってくれる、生きた物語です。
『海賊』という舞台が、多くの人の心に勇気を灯してくれることを願って。

📸終演後は撮影OKタイム!

演出の最後に、客席に向けて「写真を撮っていいですよ📷」とのアナウンスが!
カーテンコールの様子を撮影できるという、粋な計らいがとても嬉しかったです✨

📝まとめ:バレエって、もっと自由でいいんだ

クラシック音楽に合わせて、ダンサーたちがセリフなしで物語を紡ぎだす世界。
しかも今回は“エンタメ感”もたっぷりで、映像や驚きも散りばめられていました。

バレエって、もっと自由でいいんだ。
構えなくていいし、初心者でも楽しめる。
そんな気づきをくれた、とても素敵な時間でした💖

🌿さいごに

芸術は、心の栄養です。
呼吸器や皮膚の健康だけでなく、心の健康もとても大切です。

「バレエなんて難しそう…」と敬遠せず、
ぜひ一度、劇場の扉を開けてみてください🎀

そこには、あなたの心をふわっと軽くしてくれる時間が、きっと待っています😊

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)