🌸【花粉症治療に関する当院の処方方針(1月〜本格対応)】🌸

毎年、花粉の飛散状況や患者さんのお身体の状態は大きく変化します。
そのため当院では、1月より花粉症治療を本格化するにあたり、処方日数に明確な方針を設けています。
✅ 基本方針
- いかなる患者さんでも、処方は最大1〜2か月まで
- 3か月以上の長期処方は行いません
- 「毎年同じ薬だから大丈夫」という考えは当院では取りません
✅ なぜ長期処方をしないのか?
理由はとてもシンプルです。
🌿 花粉の飛散量は年によってまったく違う
🌿 去年効いた薬が、今年はまったく効かないケースが非常に多い
🌿 途中で薬を変更した方が、結果的に症状が早く楽になることが多い
実際に、
「いつもの薬を飲んでいたけど全然効かず、結局まったく違う薬に変更した」
というケースは毎年たくさんあります。
つまり、最初から長期処方をしてしまうと、その“調整のチャンス”を失ってしまうのです。
✅ 通院回数の目安(理想的な流れ)
例えばこのような形が理想です。
- 🗓 1月:1〜2か月分処方
- 🗓 2〜3月:症状を確認し、再評価のうえ1〜2か月処方
👉 この流れで、うまくいけば2回の通院でシーズンを乗り切れる可能性もあります。
✅ 再診は「無駄」ではありません
再診は、
- 今の薬が効いているか?
- 眠気・口渇などの副作用はないか?
- 鼻・目・皮膚・咳など、症状が変化していないか?
を 医学的に安全にチェックするために不可欠な時間 です。
✅ つまり再診料は
「ただの料金」ではなく、治療の質を保つための“必要な医療管理”です。
🌸 最後に
当院が目指しているのは、
- ❌ とりあえず3か月出して終わりの花粉症治療
ではなく、 - ✅ その年・その人に本当に合った、最短でラクになる花粉症治療
です。
花粉症は「薬を出せば終わり」の病気ではありません。
ぜひ 一緒に、その年ベストの治療を作っていきましょう。
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞





