🍽️ アトピーと食事療法〜肌を守るために避けたい食品〜

こんにちは✨
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の 山口裕礼 です。

アトピー性皮膚炎に悩む方は、子どもから大人まで本当に多くいらっしゃいます。
「薬を使ってもなかなか良くならない…」
「季節の変わり目に必ず悪化する…」
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

実はアトピーには、食事の影響がとても大きいのです。
当院では、薬による治療だけでなく、食事療法のアプローチを大切にしています。

🛑 アトピーを悪化させる代表的な食品

1️⃣ 精製された砂糖(白砂糖)

ケーキやお菓子、ジュースなどに多く含まれます。
血糖値を急激に上げることで炎症を促し、かゆみや湿疹を悪化させやすいのです。

👉 甘いものを食べすぎると「かゆみが止まらない」「夜眠れない」という声もよく聞かれます。

2️⃣ 精製小麦(白いパン・うどん・パスタ)

小麦に含まれる「グルテン」は腸の炎症を悪化させることがあり、
腸内環境が乱れると「腸と皮膚のつながり(腸皮膚相関)」によって、湿疹が長引く原因になります。

👉 パンやパスタを主食にしている方は、玄米や雑穀ご飯に置き換えると肌が落ち着くことがあります。

3️⃣ 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト・アイス)

乳製品に含まれるタンパク質(カゼイン)や乳糖は、腸の炎症やアレルギー反応を起こしやすいことが知られています。
特に子どものアトピーでは、乳製品を控えるだけで症状が軽くなるケースも少なくありません。

👉 「牛乳をやめたら肌がスベスベになった」という患者さんの声も実際にあります。

4️⃣ 植物油(サラダ油・ショートニング・マーガリン)

加工食品や揚げ物に使われる油は、酸化しやすく炎症を促進します。
特にスナック菓子やファストフードの油は、アトピーの悪化因子になりやすいです。

👉 油はオリーブオイルやえごま油、青魚の脂など「炎症を抑える油」に置き換えましょう。

🌿 当院が大切にしている食事療法

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
「精製された砂糖・小麦・乳製品・植物油を控える」ことを基本にした食事療法をおすすめしています。

これは単なる流行ではなく、
患者さんの実際の経過を見てきた中で、
アトピーの症状改善に明らかに効果があると実感しているからです。

🚫 さらに避けたい食品・習慣

1️⃣ 加工食品・インスタント食品

カップラーメン・スナック菓子・加工肉(ソーセージ・ハム・ベーコン)などは、
食品添加物(保存料・着色料・化学調味料) が多く含まれており、
腸内環境を乱し、アトピーの炎症を悪化させることがあります。

2️⃣ ファストフード

ハンバーガー・フライドチキン・ポテトなどは、
👉 酸化油
👉 過剰な塩分・糖分
👉 添加物
が多く、炎症体質をつくりやすいです。

3️⃣ 甘い飲み物(ジュース・炭酸飲料・スポーツドリンク)

液体の糖分は吸収が非常に早く、血糖値の乱高下を引き起こします。
これが炎症やかゆみの悪化につながります。

4️⃣ アルコール

大人の場合ですが、アルコールは肝臓に負担をかけ、
皮膚の解毒・代謝機能を低下させます。
またアルコール飲料自体に糖分が多く含まれるものもあります。

5️⃣ 冷たい飲み物・体を冷やす食品

氷入りドリンク・アイス・過剰な南国フルーツ(バナナ・マンゴーなど)は体を冷やし、
血流が滞ることで皮膚の回復力を下げることがあります。
(薬膳の視点でも「冷え」は炎症の回復を妨げるとされています🌿)

🌸 ポイント

  • 精製糖・小麦・乳製品・植物油 → 基本4大NG
  • さらに 加工食品・ファストフード・甘い飲み物・アルコール・体を冷やすもの を控えると、改善スピードが上がります。

🍎 食べてほしいもの

✅ 発酵食品(納豆・味噌・ぬか漬け・キムチ) → 腸を整えて炎症を抑える
✅ 食物繊維(玄米・野菜・海藻・豆類) → 腸内環境を改善
✅ 良質な油(オリーブオイル・アマニ油・青魚) → 炎症を抑える
✅ 季節の野菜・果物 → ビタミン・ミネラルが肌を守る

🌈 まとめ

アトピーは薬だけでコントロールするのではなく、
食事を見直すことが改善の大きなカギになります。

🛑 避けたい食品は

  • 精製された砂糖
  • 小麦
  • 乳製品
  • 精製された植物油
  • 添加物

🌿 取り入れたいのは

  • 発酵食品
  • 食物繊維
  • 良質な油
  • 季節の野菜と果物

当院では、薬による治療に加えて、こうした食事療法もご提案しています。
「食べるものを変えるだけで、肌は変わる」――それを一人でも多くの患者さんに実感していただきたいと思っています😊

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)