女性とプロテイン🍹本当に必要?添加物にも注意!

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

最近はコンビニやドラッグストアでも「プロテイン」が並び、女性の間で人気が高まっています。
「美容にいい」「ダイエットに役立つ」といった声をよく聞きますが、本当に安全で健康に良いのでしょうか?

私は 「基本は食事から栄養をとるべき」派 ですが、患者さんから質問を受けることも多いため、今回は 女性とプロテインの関係性 を整理しました✨

🌟 女性がプロテインを飲むメリット

1️⃣ 効率よくタンパク質を補給

タンパク質は筋肉だけでなく、肌・髪・爪・骨・ホルモンなど、体をつくる材料です。
忙しい女性にとって、低カロリーで効率的にとれるのは便利です。

2️⃣ 美容サポート

不足すると、肌荒れ・髪のパサつき・爪割れなど美容トラブルが増えます💦
適度な補給はハリ・ツヤを維持しやすくなります。

3️⃣ ダイエットの味方

タンパク質は消化に時間がかかり、腹持ちが良いのが特徴。
間食代わりに使えば、余分なカロリー摂取を防げます。
また筋トレと組み合わせると基礎代謝アップにもつながります💪

4️⃣ 女性ホルモンのサポート

ソイプロテインに含まれる 大豆イソフラボン は女性ホルモンに似た作用を持ち、生理前の不調や更年期症状をサポートすることもあります🌸

🥛 プロテインの種類

  • ホエイプロテイン:牛乳由来。吸収が早く、運動直後におすすめ。
  • ソイプロテイン:大豆由来。ゆっくり吸収、美容・ダイエット向き。
  • カゼインプロテイン:牛乳由来。さらにゆっくり吸収。就寝前に適しています。

⚠️ 注意すべき点

1. カロリーオーバー

「ヘルシーだから安心」と思って飲みすぎると、結局カロリーオーバー→体重増加につながります。

2. 腎臓・肝臓への負担

健康な人は問題ありませんが、腎臓や肝臓に不安がある方は注意が必要です。

3. 腸内環境への影響

乳糖不耐症の方は腹部の不快感の原因になることも。

🧂 見落としがちな落とし穴「添加物」

市販のプロテインには、飲みやすさを追求するために 多くの添加物 が入っていることがあります。

  • 人工甘味料(スクラロース・アセスルファムKなど)
     → カロリーゼロでも腸内細菌のバランスを乱す可能性あり。
  • 香料・着色料
     → 「チョコ味」「ストロベリー味」などに使用。長期的な健康影響は未知数です。
  • 乳化剤
     → 溶けやすくするために添加されますが、腸内環境への影響が懸念されます。

👉 毎日飲む人ほど、添加物の積み重ねに注意 が必要です。

🍱 食事からとれる安全なタンパク源

私はプロテインよりも、まずは普段の食事でのタンパク質摂取をおすすめしています。

✅ 魚(サバ、鮭、イワシ)
✅ 卵(ゆで卵・オムレツ)
✅ 大豆製品(納豆、豆腐、味噌)
✅ 鶏むね肉・ささみ
✅ 発酵食品と組み合わせて腸内環境も改善

こうした日本の伝統的な食材は、タンパク質だけでなくビタミン・ミネラルも同時にとれる優秀な食品です✨

まとめ🌸

プロテインは、美容や健康のサポートになる一方で、
👉 飲みすぎれば太る
👉 内臓に負担をかける可能性がある
👉 添加物の影響も無視できない

という側面があります。

「万能ドリンク」ではなく、あくまで 不足を補う補助食品 という位置づけで考えるのが安心です。

からだ整えラボとしては、
1️⃣ 食事からしっかりタンパク質をとる
2️⃣ 不足時だけプロテインを利用する
3️⃣ 長期的に飲むなら添加物の少ない製品を選ぶ

この3つをおすすめします😊

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)