バレエ「美女と野獣」鑑賞記 ✨🩰~The Ballet Show(ヤマカイ出演)を観て~

先日、大田区民ホール・アプリコで上演された 「美女と野獣 The Ballet Show」 を鑑賞しました。
ヤマカイさん(山本開斗さん)が芸術監督を務める舞台。
YouTubeを通じて多くの人にバレエを広めてきた彼が「物語をバレエで伝える」という挑戦をかたちにした作品です。


今回の公演では、必ずしもヤマカイさんやメレナさんが主役として舞台中央に立つわけではありませんでした。けれども、それこそが 「The Ballet Show」の真価 だと感じました。
ヤマカイさんが前に出る以上に、全体をデザインし、他のダンサーが輝ける場を作る。その芸術監督としての手腕こそ、この日の舞台を特別なものにしていたのです。
その中で、ベル役の中野怜美さんがひときわ存在感を放ち、観客の心を惹きつけていました。


🎭 「美女と野獣」が示す普遍的なテーマ
パンフレットにも書かれていたように、この舞台の根底にあるテーマは 「愛とは何か」「本当の美しさとは」「他者を受け入れる尊さ」。
これはまさに、時代や文化を超えて人類が問い続けてきた 哲学的なテーマ です。
- 美しさは外見か、それとも内面か。
- 愛は条件付きのものか、それとも存在そのものを認めるものか。
- 他者の異質さを受け入れることが、なぜ人間にとって大切なのか。
「美女と野獣」は童話でありながら、人間の生き方を問う物語です。
そして今回の公演では、ダンサーの身体表現と音楽・照明・美術が一体となり、その問いが観客の心に強く響く仕上がりとなっていました。

🌹 ベル役・中野怜美さんの圧倒的な存在感
ベル役を演じた中野怜美さんは、しなやかな動きの中に確固たる強さを秘め、観客を一瞬で引き込みました。
- 読書好きで心優しいベルの「知性」が踊りに滲み出ていた
- 野獣と心を通わせていく「成長」が繊細に描かれていた
- 衣装や舞台美術に負けない、舞台中央を支配するオーラ
彼女が立つと空気が変わる。まさに「物語の真の主役」としての説得力を持っていました。

🔑 バレエを「難しい」から「わかりやすい」へ
ヤマカイさんの活動の原点は「バレエをもっと身近にすること」。
今回の舞台も、観客が多く訪れていましたが、皆が楽しめる工夫が随所にありました。
プロジェクションや舞台美術の演出が映像的でわかりやすく、子どもから大人まで物語に没入できる。
まさに「バレエは難しい」という固定観念を覆す舞台でした。

🕊️ 哲学的な余韻
舞台を観終えて強く感じたのは、これは「バレエ公演」以上に 人生への寓話 だということ。
- 他者を受け入れるとき、人は初めて自分を超えられる
- 本当の美しさは、外側ではなく関わり合いの中に生まれる
- 愛は変容の力を持ち、恐怖を超えて人を成長させる
これは医療の現場にも通じるものがあります。病や弱さを抱えた人をどう受け止めるか。外見や数値ではなく、その人の存在そのものを見つめられるか。
「美女と野獣」の物語は、私たちが日常で見失いがちな 人間の尊さ を思い出させてくれるのです。






🌟 結び
「美女と野獣 The Ballet Show」は、単なるバレエ公演ではなく、観客一人ひとりに「愛と美の本質」を問いかける時間でした。
舞台を去った後も心に残るのは、きらびやかな衣装や音楽以上に、他者を受け入れることの尊さ。
これこそが、ヤマカイさんが伝えたかった「バレエの力」なのだと思います。
📍 次回のThe Ballet Showも、また必ず足を運びたい。
そう思わせてくれる、普遍的で深い舞台でした。




投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)