服を購入しました|パタゴニア(Patagonia)の理念に共感して

こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

今年、私はパタゴニアのコートを購入しました。

機能性やデザインはもちろん、パタゴニアの企業姿勢や理念がとても魅力的だからです。

パタゴニアはただのアウトドアウェアメーカーではありません。

創業者のイヴォン・シュイナード氏が掲げる

「地球にやさしい企業であり続ける」

という強い思いが、すべての活動の根底にあるのです。

食品事業への取り組み

パタゴニアはウェアだけでなく、食品事業も手がけています。

なぜアウトドアウェアの会社が食品を扱うのかと不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、イヴォン・シュイナード氏は

「食品は問題ではなく、解決策の一部だ」

と言っています。

リジェネラティブ・オーガニック農法をはじめとした、土壌を修復しながら健康的な食物を生産する取り組みは、私たちの体と地球環境を守るうえで、とても大切な視点です。

環境と健康は切り離せない

化学物質や工業型農業に依存した食のあり方が見直される今、自然との調和を目指すパタゴニアの取り組みは医療の現場でも共感を呼びます。

Success

私たちの健康は、健全な環境の上に成り立っています。

地産地消や無農薬・有機栽培の食品を選ぶといった身近な行動が、私たちの体と地球を守ることにつながるのです。

パタゴニアが掲げる5つの取り組み

パタゴニアは下記のような活動を通じて、企業としての責任を果たそうとしています。

  1. 製品を保証する
    • 高品質で長く使える製品づくりにコミットし、万が一のときは修理や交換などで対応する「製品保証」を行なっています。
  2. みずからの影響に責任をもつ
    • 製品を作る過程や素材の調達など、自分たちの活動が地球環境に与える影響を透明化し、改善の努力を惜しみません。
  3. 草の根活動を支援する
    • 環境保護や社会正義のために地域で活動する団体を、資金やリソースを通じてサポートし、共によりよい社会を目指しています。
  4. ギアを生かしつづける
    • 「Worn Wear(ウォーン・ウェア)」プログラムを通じて、製品を修理しながら長く使い続ける文化を広めています。使い捨てではなく、修理して再び着る習慣づくりです。
  5. 利益を地球に還元する
    • 企業利益の一部を地球環境を守る活動に還元し、新たなプロジェクトや取り組みを支援しています。

これらの活動はすべて、地球のために、私たちができることは何か?」を真剣に考え抜いた結果です。

環境負荷の削減や製品の長寿命化、さらには社会貢献まで、一貫した姿勢がパタゴニアの大きな魅力になっています。

私たちにできること

パタゴニアの理念は、誰にでも簡単に真似できるものではないかもしれません。

しかし、私たち一人ひとりにもできることがあります。

今日からできること

  • 使い捨てではなく「直す・繰り返し使う」習慣
  • 必要なものだけを選び、長く大切に使う
  • 地元で採れた食品や自然に配慮した生産者を応援する

これらの小さな行動は、私たちの健康を保つだけでなく、地球環境を守る一歩につながります。

最後に

私たちのクリニックも、地域の皆様の健康を守るだけでなく、広い視野で地球や社会との関わりを大切にしたいと考えています

パタゴニアが示してくれているように、日々の選択が未来を変えていくのだと感じています。

皆さんも、パタゴニアの製品や理念に触れてみてはいかがでしょうか?

 一緒に「地球に優しい暮らし」について考えていければと思います。

健康面での疑問や不安があれば、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口 裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。