🚻「夜間頻尿が原因の睡眠障害」内科的アプローチと対処法をわかりやすく解説✨

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
「夜中に何度もトイレに行ってしまう…」
「眠れたと思ったら、すぐに目が覚めてしまう…」
そんな【夜間頻尿】のお悩み、実はとても多いのです💦
とくに高齢者、糖尿病のある方、更年期女性、男性の前立腺肥大がある方は要注意⚠️
今回は、夜間頻尿による睡眠障害の原因を「内科的な視点」からわかりやすく解説し、
すぐにできる対策もご紹介します😊
💤【夜間頻尿が睡眠に与える影響】
- 睡眠が分断されて熟睡感がなくなる
- 起きるたびに脳が覚醒し、再入眠しにくくなる
- 日中の集中力・体力・免疫力が低下
- 転倒や骨折のリスクも上昇(特に高齢者)
「眠りたいのに、トイレで起こされる…」
これは身体からのSOSかもしれません🚨
🧠【原因はひとつじゃない】夜間頻尿の主な内科的原因
🔹1. 前立腺肥大症(男性に多い)
前立腺が加齢で肥大すると、膀胱が刺激されて夜間でも何度も尿意を感じるように😵💫
✔️ 尿が細い、勢いがない、残尿感がある方は要注意!
👉泌尿器科・内科での超音波検査・PSAチェックをおすすめします。
🔹2. 過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)
膀胱が過敏になり、少量でも強い尿意が起こる状態です。
ストレスや自律神経の乱れ、加齢が関係していることも。
✔️ 昼間の頻尿や急な尿意もある方は要チェック🕵️♀️
🔹3. 糖尿病・高血糖
血糖値が高いと尿量が増えるため、夜間も多尿になりやすくなります。
夜間の頻尿がきっかけで糖尿病が見つかることも😨
✔️ のどが渇く、体重が減ってきた、疲れやすいなどの症状がある方は血糖検査を。
🔹4. 心不全や腎機能低下
横になると体内の水分が再吸収され、夜間の尿量が増加します。
特に心臓や腎臓に不安のある方は、夜間頻尿がサインになることも。
✔️ 足のむくみや息切れがある方は、早めの受診を💉
🔹5. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
意外かもしれませんが、SASも夜間頻尿の原因になります。
呼吸が止まる→体に負担→抗利尿ホルモンが乱れる→尿が出やすくなる、という流れです。
✔️ いびき・昼の眠気・肥満がある方は要注意💤
🌿【セルフケア&生活の見直しポイント】
✅ 寝る前2〜3時間は水分を控える🚫
特にアルコール・コーヒー・緑茶などの利尿作用のある飲み物は注意!
✅ 日中にこまめに水分補給をしておく💧
1日トータルで摂取量を確保しつつ、夜間の負担を減らしましょう。
✅ 足のむくみ対策で「夕方の足上げ」🦵
体にたまった水分を日中に流しておくと、夜の尿量が減る場合もあります。
✅ 寝室までの動線に「転倒対策」🏠
夜中のトイレでケガをしないよう、スリッパ・照明など工夫を✨
💬【おわりに】「年だから仕方ない」と思わないで!
夜間頻尿は年齢のせいだけではなく、
背景に内科的な病気や生活習慣の問題が隠れていることもあります。
「トイレで目覚めるたびに眠れない…」
そんな日々をあきらめずに、原因を見つけて解決に向けて一歩ずつ✨
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
呼吸・内科・生活習慣の観点から、あなたの“眠りと健康”をサポートします😊
📌【免責事項】
この記事は一般的な健康情報を提供するもので、すべての方に当てはまるわけではありません。
気になる症状がある方は、お早めに医療機関を受診ください。
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)