🍞朝はパン派?🍚ごはん派?〜あなたの朝ごはん、体にいい?悪い?〜

〜あなたの朝ごはん、体にいい?悪い?〜

ファスティング・栄養・添加物の視点から徹底分析!

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です😊
「朝はパンがラクでつい食べちゃう」
「朝ごはん、抜いたほうがいいって聞いたけど?」

そんな患者さんの疑問に応えるべく、今回はパン vs ごはんの健康比較を、
ファスティング・栄養・添加物・生活習慣病の観点から深掘りします💡

📊みんなの朝食事情(最新データ)

▶️クロス・マーケティング社(2024年調査:20〜69歳、n=2,500)

主食割合(複数回答可)
🥖パン65.4%
🍚ごはん43.0%
🥣シリアルなど14.3%
❌朝食なし約30%

👉特に40代・60代女性はパン食が70%以上という結果も!
朝の時短・手軽さ・洗い物の少なさが人気の理由です。

🧈パンに塗るもの、なに使ってますか?

トッピングで健康が変わる!

▶️人気トッピングランキング(複数回答)

トッピング人気度健康への影響
バター・マーガリン🧈約60%脂質・塩分多め/マーガリンはトランス脂肪酸⚠️
ジャム🍓約40%砂糖たっぷり/高GI⚠️
チーズ🧀約30%たんぱく質◎/塩分は注意
ピーナッツバター🥜約20%良質脂質◎/加糖タイプは避けたい
はちみつ🍯約15%抗菌◎/糖質多め⚠️

☠️市販パンの「見えないリスク」=添加物に注意!

パンそのものが悪いのではなく、「市販のパンに含まれる食品添加物」が問題になるケースがあります。

主な添加物の例とリスク:

添加物役割健康影響の可能性
乳化剤生地をふわふわに腸内環境悪化、糖尿病リスクとの関連報告あり(※)
イーストフード発酵促進ミネラル吸収に影響の可能性
保存料(ソルビン酸など)カビ防止腸内フローラのバランス崩壊リスク⚠️
トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング由来)口当たりUP心疾患・炎症・動脈硬化リスク(※)
人工甘味料・着色料見た目・味を整える腸透過性↑、アレルギー誘発可能性あり

🔎出典:Chassaing B, et al. Nature. 2015(乳化剤と腸内環境)
🔎Mozaffarian D, et al. NEJM. 2006(トランス脂肪と心疾患)

📌とくに「ふんわり菓子パン系」にはこれらが複数入っていることが多いため注意が必要です!

🍚ごはん派のシンプルパワー!

白米は…

✅ 脂質ゼロ・塩分ゼロ
✅ 添加物ゼロ(炊飯器とお米と水だけ!)
✅ アミノ酸スコアも小麦より高い(精白米65:小麦42)

👉さらに「玄米・雑穀米」なら…

  • GI値が下がり、血糖値の安定◎
  • 腸活美肌にも効果があるといわれています🌾✨

🍽️朝食を抜くと太る?ファスティングと何が違うの?

⛔「朝食欠食」は不健康リスクあり

  • 肥満や高血圧、糖尿病のリスク増加(厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査)
  • 心血管疾患による死亡リスク1.87倍(BMJ誌, 2019年)

Zhang Y, et al. BMJ. 2019;365:l1420

✅「ファスティング」は管理された健康法!

▶ インターミッテント・ファスティング(例:16時間断食)

  • 食事時間を制限し、腸内休息・内臓脂肪減少を図る
  • 抗加齢や糖尿病予防にも効果が報告されています✨

🧑‍⚕️ポイントは、「意識的に設計された断食」であること!
ただ朝を抜いてコーヒーだけ…は朝食欠食と同じで危険⚠️です!

✅やまぐち式・目的別おすすめ朝食スタイル

🔹 時間がない方
→ 低糖質パン+ゆで卵+ナッツ+豆乳🫘

🔹 腸活したい方
→ 雑穀米+納豆+味噌汁+ぬか漬け🌱

🔹 ファスティング実践中の方
→ 朝は白湯・酵素ドリンク/昼は良質たんぱく質+発酵食品

🔍まとめ|パン vs ごはん vs 抜く

比較軸白パンごはん玄米・全粒パン朝食欠食ファスティング(IF)
GI値体重管理に◎
添加物なし添加物フリー◎
腸内環境悪化傾向安定改善◎悪化リスク改善報告あり
健康効果◎(管理前提)

✨結論:選ぶのは「何を」「どう食べるか」

✅ パンでも全粒粉+無添加+たんぱく質をセット
✅ ごはんは雑穀米+発酵食品で“腸活ブースト”
✅ 朝食を抜くなら正しい知識と体調管理が必須

📩患者さんからの「私の朝ごはんはどうですか?」という相談も大歓迎です😊

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)