🌈 とある番組で見た「とある人生」──キャンディさんが教えてくれた、生きるということ

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長、山口裕礼です。
今日は少しだけ医療の話を離れて、“生きるということ”について書かせてください。
🎥 「とある番組」で出会った「とある人生」
先日放送された、とある番組。
そこに登場していたのは、原宿のカリスマとして一時代を築いた
キャンディ・H・ミルキィさんでした。
かつて街を歩けば、みんなが振り返るような華やかな存在。
だけど、その生き方は“派手さ”よりもずっと深く――
「自分を生き抜く」という静かな強さに満ちていました。
間質性肺炎という難病を抱えながら、
呼吸ひとつにも痛みを伴う日々の中で、
それでもカメラの前で微笑み、
“見せる”のではなく、“生きる”姿を映していました。
🌿「生きる」とは、“呼吸を続ける”ことではない
生きることは、ただ体が動いていることではない。
呼吸をしているようで、心が止まってしまっている人もいます。
けれどキャンディさんは、
身体が動かなくなっても、心は最後まで動いていた。
「自分らしさ」を、最後の瞬間まで離さなかった。
その姿に、私は思いました。
“本当の生”とは、「息をすること」よりも
「息を吹きかけること」――
つまり、他者に何かを残すことなのだと。
🌸 誰かの「記憶」になれる生き方
華やかだった日々が過ぎても、
病の影が近づいても、
彼女は「見られる」ことを恐れませんでした。
それは虚勢ではなく、
“いま”を生きる覚悟のようでした。
「誰かの記憶に、自分という光が一瞬でも灯ればいい」
そんな祈りにも似た生き方。
それは、すべての人に共通する願いではないでしょうか。
私たちはみな、「誰かに覚えていてほしい」と思いながら生きています。
🌈 「キャンディ・キャンディ」の歌詞にある哲学
アニメ『キャンディ・キャンディ』の主題歌は、
まるで彼女の人生を映す鏡のようです。
そばかすなんて きにしないわ
ハナペチャだって だって だって おきにいり
わらって わらって わらってキャンディ
なきべそなんて サヨナラね
「わらって」。
この言葉が何度も繰り返されます。
それは「強がり」ではなく、「生きる力」でした。
どんな逆風の中でも、笑顔でいられる人。
その笑顔は、自分を支えるだけでなく、
見ている誰かの心をも照らす光になります。
🌅 「とある人生」は、実は“私たち自身”の物語
「とある番組の、とある人生」として描かれた物語。
でも、それは“特別な人”の話ではありません。
誰の人生にも、静かに流れるキャンディさんのような物語があります。
たとえ世間の目に映らなくても、
たとえ拍手がなくても、
誰かを想い、何かを残そうとする限り――
その人生は、ちゃんと「美しい」ものになる。
💫 最後に
“生きる”とは、形ではなく、姿勢のこと。
人にどう見られるかではなく、
どんな気持ちで“今日”を生きるか。
キャンディさんの生き方は、
私たちにその原点を静かに思い出させてくれました。
どうぞ、あなたも――
今日という一日を、
「あなたらしく」生きてください
💖 人生は一度きり。
だからこそ、泣いても笑っても「自分らしく」。
そんな“からだとこころの整え方”を、
これからも「からだ整えラボ」から発信していきます🌿
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)





