🏥「医療経験が豊富な患者さん」と、クリニック医療のちょうどいい関係😊

2025年12月2日 2025年12月2日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

こんにちは🌸
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の 山口裕礼 です😊

今回は、日々の診療の中でときどき感じる
「医療経験が豊富な患者さん」との関わりについて、
少しだけお話ししてみたいと思います✨

これは決して否定ではありません。
むしろ、

👉 もっと安心して
👉 もっと気持ちよく
👉 もっと納得して

医療を受けていただくための
“ちょうどいいヒント”としてお読みいただけたら嬉しいです🌷

🌼「医療経験が豊富な患者さん」とはどんな方？

私たちが日常診療の中で
「医療との関わりが長いなあ」と感じる患者さんには、
こんな傾向があります👇

✅ これまで大きな病院での通院・検査・治療の経験が長い
✅ クリニックは「薬を受け取る場所」というイメージが強い
✅ お薬はできるだけ長めの処方を希望される
✅ ご自身の治療方針をしっかりお持ちである

これらはすべて、
「ご自身の体と真剣に向き合ってこられた証」でもあります😊
この姿勢そのものは、私はとても大切なことだと思っています✨

🏥 病院とクリニックは「どちらが上」ではなく「役割が違う」だけ

ここで、ぜひ知っておいていただきたいのが
病院とクリニックの“役割の違い”です☝️

🏥 病院の役割

・高度な検査
・専門的な治療
・緊急対応
・入院管理

🏠 クリニックの役割

・日常の体調管理
・慢性疾患のフォロー
・予防医療
・生活習慣の改善サポート
・「ちょっとした変化」を早く見つける

つまり――
👉 病院は「集中的に診る場所」
👉 クリニックは「日常に寄り添う場所」

どちらが偉い、どちらが正しい、という話ではなく、
役割が違うだけなのです😊

😌 開業医として「少しむずかしさ」を感じる瞬間もあります

これまで病院中心で通院されてきた方が、

「検査は病院でやっているので、ここでは必要最低限で」
「薬だけ長めにもらえれば大丈夫です」

とおっしゃることもあります。

そのお気持ち、実はとてもよく分かります😊
忙しい中で通院されている方ほど、
通院回数は少なく、手間は減らしたいですよね。

ただ一方で、クリニックは

👉 “責任をもって日常を診る場所”

でもあります。

診察の一部だけを切り取って関わる形になると、
どうしても

・体調の変化を見逃しやすくなる
・薬の調整が難しくなる
・本当の原因にたどり着きにくくなる

という場面も出てきてしまいます😌

これは「誰が悪い」という話ではなく、
医療の役割分担のむずかしさなのだと思っています。

💊 お薬を「長く使う」ことは、悪いことではありません😊

お薬は、

✅ 症状を和らげ
✅ 生活の質を守り
✅ 安心を支えてくれる

とても大切な存在です✨

ただその一方で、

👉 長く使うほど
👉 今の体に合っているか
👉 副作用は出ていないか
👉 本当に必要な量か

を、ときどき振り返ることがとても大切になります😊

「とりあえず同じ薬をずっと」よりも、
「今の自分の体に最適かどうか」を
一緒に確認していくことが“将来の安心”につながります🌱

🤝 クリニック医療は「一方通行」ではなく「一緒に作る医療」

クリニック医療の最大の強みは、

🌸 小さな体調の変化に気づける
🌸 気軽に相談できる
🌸 生活に合わせた調整ができる

という点にあります✨

当院では、

✅ 生活リズム
✅ 仕事の状況
✅ 睡眠や食事
✅ 通院のしやすさ
✅ 不安な気持ち

こうしたことすべてを含めて、
「一緒に医療を作っていく」ことをとても大切にしています😊

🌷 最後にお伝えしたいこと

これまで病院を中心にしっかり治療を受けてこられたことは、
決して悪いことではありません✨

ただ、

「クリニックだから最低限でいい」
ではなく、

「クリニックだからこそ、日常をしっかり診てもらおう」

そんなふうに思っていただけたら、
私たちは本当にうれしいです😊🌱

✅ まとめ

✔ 病院とクリニックは役割が違う
✔ 薬は定期的な見直しが安心につながる
✔ クリニック医療は「一緒に作る医療」

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックは、
患者さんと
**“対話しながら進む医療”**を大切にしています😊

どんな小さなことでも、
どうぞ遠慮なくご相談ください🌸

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

からだ整えラボ
① 医学＝呼吸器・アレルギー
② 生活＝腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福＝働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）
＜受賞歴＞
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞