花粉症の季節到来：当院での治療法とその効果について

2024年2月27日 2025年1月10日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

花粉症対策は万全ですか？：最新治療法のご案内

昨日の強風により、花粉が一気に舞い上がり、花粉症の症状が悪化している方が多く見られます。

この時期は多くの方が様々な症状に悩まされることと思いますが、当院では皆様の不快な症状を和らげるため、様々な治療法をご提供しております。

花粉症の治療には、内服薬、点眼薬、点鼻薬といった一般的な方法に加え、当院ではオマリズマブという治療法も施行しています。

オマリズマブは、体内でアレルギー反応を起こす原因物質をブロックすることで、花粉症の症状を和らげる効果が期待される薬剤です。

内服薬について

内服薬には主に抗ヒスタミン薬があります。

これらの薬は、アレルギー反応によって体内で過剰に放出されるヒスタミンの作用を阻害し、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を和らげます。

近年の抗ヒスタミン薬は眠気を引き起こしにくいものが多く開発されていますが、人によっては眠気や口の乾きなどの副作用が出ることがあります。

点眼薬について

点眼薬は、目のかゆみや充血を軽減するために使用されます。

抗ヒスタミン作用を持つ薬剤や、アレルギー反応を抑えるステロイド薬剤が含まれていることがあります。

使用時には、一時的な目の刺激感やぼやけた視界が生じる場合がありますが、これは通常、短時間で解消します。

点鼻薬について

点鼻薬は、鼻のかゆみ、鼻水、鼻づまりを和らげるために使用されます。

これには抗ヒスタミン作用を持つ薬剤や、抗炎症作用を持つステロイド薬剤があります。

ステロイドを含む点鼻薬は特に効果的ですが、長期間の使用には注意が必要で、副作用として鼻腔内の乾燥や出血を引き起こす可能性があります。

花粉症の季節は、多くの方にとって厳しい時期です。

しかし、当院では患者様一人ひとりに合った治療法を提案し、花粉症の症状を和らげるためのサポートを行っております。

花粉症の症状でお悩みの方は、ぜひ一度、当院までご相談ください。

私たちは、皆様が快適な春を迎えられるよう、全力でサポートいたします。

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

資格：医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）