🌍【医師が読む】「がんが自然に治る?」「健康を害するすべてのもの?」有隣堂で出会った2冊📖✨

こんにちは☀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

先日、有隣堂で気になる2冊の書籍を購入しました📕📘
本日はそのご紹介と、私がなぜこれらの本を選んだのか、背景にある思いを綴らせていただきます。

📚選んだ2冊の本

📕『健康を害するすべてのもの』(エリック・ネプティ)
📘『がんが自然に治る10の習慣』(ケリー・A・ターナー/トレイシー・ホワイト)

💡なぜこの本を読もうと思ったのか?

私は大学時代、抗がん剤治療に深く関わる中で、「科学的エビデンスに基づく治療の強さ」も「それだけでは足りない現実」も数多く見てきました。

もちろん、これらの本が“すべて正しい”とは思っていません。
しかし、違う視点を知ることが、真の医療人として必要不可欠だと感じています。

✨【医療の本質】とは、薬や手術だけでなく、
🌱「人がどのように生きたいか」
💬「どう考え、どう向き合いたいか」
に寄り添うこと。

この2冊は、まさにそのヒントとなる部分を内包しているように思いました。

🌍海外の視点が重要な理由

本書はどちらも海外の医師・研究者が書いたもの。
なぜそれが大切なのか?それには以下のような理由があります👇

🌐 日本と海外の医療環境の違い

  • アクセスのしやすさ・制度の違い
  • 文化的な健康観(自然・代替医療への価値観)
  • 医師と患者の関係性

海外の標準治療と日本の標準治療は「中身」よりも「背景」が違います。
その違いを理解することで、日本の医療に不足している部分や、補完できる視点が見えてきます。

🔍読む際に大切なスタンス

本に書かれている内容を 「そのまま信じる」こと ではなく、
「自分の中で一度解釈し、臨床の中で応用できるかを考える」ことが何より重要です🧠

私自身、日々の診療の中で、

  • 「こういった食事法を取り入れているんですが、どう思いますか?」
  • 「自然療法を続けているけど検査数値が気になる」

という患者さんからのご相談を受けることもあります。
そうした時、否定ではなく、共に考えるスタンスが医師として大切だと感じています。

✍️まとめ:本は「ツール」であって「正解」ではない

この2冊を選んだのは、

「知らないから批判する」のではなく、
「知った上で選択できる医師でありたい」
という思いからです。

そして患者さんにとっても同じことが言えます。

📣 医療も、食事も、生活習慣も、選択肢があるからこそ、
「自分に合った健康スタイル」が見つけられるのです。

🌿からだ整えラボでは、
医学の“正解”にこだわるだけでなく、
患者さんの“生き方”に寄り添った医療を実践しています。

気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください😊
医師も日々学び、進化しています📖✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)