アストラゼネカのサステナビリティへの挑戦:人々・社会・地球の健康を支える未来へ

こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

本日は、当クリニックでも使用しているビレーズトリテゼスパイヤファセンラといった医薬品を提供するアストラゼネカ株式会社の取り組みをご紹介します。


アストラゼネカは、イギリスに本社を置く製薬企業で、呼吸器・アレルギー疾患をはじめとしたさまざまな疾患に対する革新的な治療薬を開発しています。

Success

医薬品の提供にとどまらず、社会や地球の健康にも積極的に貢献している企業です

以下では、アストラゼネカが進めるサステナビリティへの挑戦について、その概要と具体的な取り組みをご紹介します。

健康を支える3つの柱

アストラゼネカは「人々・社会・地球の健康」を実現するため、以下の3つの分野でサステナビリティを推進しています。

サステナビリティ

  1. 医療へのアクセス
    すべての人が経済的で持続可能な医療を受けられるよう、自治体との協力やがん検診の受診率向上、小児患者と家族への支援を行っています。コロナワクチンの無利益提供もその一環です。
  2. 環境保全
    温室効果ガスの削減を目指す「アンビション・ゼロカーボン」を掲げ、営業車両の電気自動車化や再生可能エネルギーの導入など、地球環境に優しい取り組みを積極的に進めています。
  3. 倫理と透明性
    企業倫理の徹底や透明性の向上に加え、多様性と包摂性を重視し、全ての社員が自分らしく働ける職場環境の創出を目指しています。

気候変動と健康への影響

Danger

「地球温暖化」は、今や「地球沸騰化」とも言われ、私たちの健康にも深刻な影響を及ぼしています

例えば、熱中症や大気汚染による疾患の増加、異常気象による災害がその一例です。

特に高齢者や慢性疾患を持つ方々は、これらのリスクにより健康状態が悪化する可能性があります。

WHOは、気候変動が原因となる健康被害や死亡数が今後さらに増加すると予測しており、2030年から2050年までの間に年間25万人の死亡者が増加するとも報告しています。

この問題は、もはや医療だけでは解決できない、私たち全員で取り組むべき課題です。

脱炭素への挑戦:「アンビション・ゼロカーボン」

アストラゼネカは、脱炭素化を進める「アンビション・ゼロカーボン」という目標を掲げ、事業活動全体で温室効果ガスの削減に取り組んでいます。

  • 2026年までに、自社事業の排出量を98%削減。
  • 2030年までに、バリューチェーン全体で50%削減し、カーボンネガティブを達成。
  • 2045年までに、全排出量を90%削減し、ネットゼロを目指します。

さらに、「AZフォレスト」という植樹プログラムを通じて、2030年までに2億本の植樹を計画。

これにより、約3,000万トンのCO2を大気から除去することを目指しています。

私たちにできること

患者さん一人ひとりが、日常生活の中で環境に配慮した行動を取ることも、未来の健康を守る大切な一歩です。

例えば、エネルギー消費を減らす努力や、再利用可能な製品を選ぶことが、地球と社会の健康につながります。

Success

アストラゼネカの取り組みは、医薬品の提供だけに留まらず、私たち全員の未来をより良くするための挑戦です。

当院も、地域医療の一環として、このような持続可能な未来に向けた取り組みを支援していきます。

健康な未来を共に築きましょう!


やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。