🍽️「喘息と糖尿病、関係あるの?」生活改善で両方ラクにする方法🌿

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

「喘息があって、糖尿病も…」
「薬が多くて不安。血糖値も吸入薬で上がるんですか?」

そんなご相談をいただくことがよくあります。
実は、喘息と2型糖尿病は、見えないところで“深くつながっている”慢性疾患です。

今日は、この2つを同時にコントロールする生活術をお届けします😊

🫁「気道」と「血糖値」がつながっているって本当?🧬

一見無関係に見える喘息と糖尿病。
でも、どちらにも共通して関わっているのが👇

✅「慢性の炎症」

  • 喘息=気道の炎症
  • 糖尿病=血管と脂肪組織の炎症

実際、インスリン抵抗性が強い人ほど、喘息のコントロールが悪くなる傾向もあります。
また、肥満は喘息発作の頻度や強さにも影響することがわかっています。

💊ステロイドと血糖の話も避けて通れません

喘息治療で欠かせない「吸入ステロイド(ICS)」。

  • 吸入ステロイドは、基本的に血糖には大きな影響を与えません
  • ただし、高用量のICSや**経口ステロイド(プレドニゾロンなど)**を使用している場合、
    一時的に血糖値が上がることもあります。

👉 糖尿病の方は、血糖モニタリングをしっかり行うことが大切です🩸
👉 医師には「糖尿病があること」を必ず伝えましょう👨‍⚕️

🍠食事・腸活・運動で、両方を整える暮らし方🌱

喘息と糖尿病、どちらにも効く生活改善があります!

🥗【1】抗炎症食を取り入れる

食べると◎食べすぎ注意⚠️
納豆・味噌・豆腐などの発酵食品白米・菓子パン・甘いお菓子
青魚(EPA・DHA)揚げ物・加工肉・マーガリン
野菜たっぷりの味噌汁スイーツ・清涼飲料水

🌟ポイント:「腸内環境」と「インスリン感受性」はつながっています!

🧘【2】軽めの有酸素運動を習慣に

  • ウォーキング🚶‍♀️(20分×週3〜4回)
  • 深呼吸を意識したラジオ体操🎶
  • 呼吸器のリハビリ運動(吸って吐いて、整える)

👉 運動は血糖の安定と気道機能の改善に効果的です😊

🛌【3】睡眠の見直しも両者に効果アリ!

  • 睡眠不足=インスリン抵抗性↑+喘息悪化😴
  • 夜更かしより22〜23時就寝がおすすめ🌙
  • 深い眠りで炎症を回復💤

💬あきらめず、でも焦らず

「薬は一生モノ」「治らない」——
そう思い込んでしまうと、前に進めません。

でも私たちは知っています。
生活を整えれば、喘息も糖尿病も「ラクになる」ことがあると。

焦らなくていい。
でも、あきらめない気持ちは、あなたの体をゆっくり変えていきます。

📝まとめ

  • 喘息と2型糖尿病は「慢性炎症」でつながっている
  • 肥満・インスリン抵抗性が喘息に悪影響を与えることもある
  • ステロイド使用中は血糖コントロールに注意
  • 抗炎症食・腸活・運動・睡眠で“どちらも”よくしていける

📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
喘息と糖尿病の“二つの視点”から、暮らしのアドバイスをお届けしています😊

お薬のこと、食事や運動のこと、気軽にご相談くださいね🌿

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)