🌱「喘息と便秘・お腹の不調、関係あるの?」腸と肺を整える“やさしい生活”のすすめ🫁🍠

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

「喘息があるんですが、実は便秘もひどくて…」
「過敏性腸症候群(IBS)って、喘息と関係あるんですか?」

最近、こういったご相談が増えてきました。
実は、腸と肺はとても深くつながっているんです。

🧬「腸」と「肺」は“免疫の兄弟臓器”

人間の体には、「腸と肺を結ぶ情報ネットワーク」があるといわれています。
これを【腸肺軸(ちょうはいじく)】と呼びます。

✅どうつながっているの?

  • 腸のバリアが弱ると、肺の粘膜も炎症を起こしやすくなる
  • 腸内環境が悪化すると、免疫システムが過敏になり喘息が悪化
  • 逆に、喘息による咳やストレスが腸の動きにも影響

👉 つまり、「お腹」と「呼吸」はおたがいに影響し合っているのです🌀

💩便秘・IBSの症状があると喘息が悪化しやすい理由

  • 排便がうまくいかないことで腹圧がかかり呼吸が浅くなる
  • 腸内のガスが多いと横隔膜が圧迫されて咳が出やすくなる
  • 緊張・不安・イライラで自律神経が乱れ、気道も過敏に

そして便秘やIBSの方に共通して多いのが、
水分不足・運動不足・不規則な生活
これらはすべて、喘息にもよくない生活習慣なのです😥

🌿腸も肺も整える!3つの生活習慣改善ポイント

🥗【1】食物繊維+発酵食品=腸活は“呼吸の応援”にも!

食材例効果
雑穀ごはん、オートミール腸の動きを活性化🍚
納豆・味噌・ぬか漬け腸内細菌を元気に✨
ごぼう、海藻、りんご不溶性+水溶性のW繊維🍎

👉 腸内フローラが整うと、アレルギー反応がやわらぎ、咳も出にくくなります😊

🚶【2】軽い運動で腸も肺も“マッサージ”!

  • ウォーキング、ヨガ、腹式呼吸の体操
  • お腹と横隔膜をゆっくり動かすような運動が理想です🧘‍♀️

👉 運動は自律神経を整え、便秘・過敏性腸症候群・喘息のトリプルケアになります✨

💧【3】睡眠とストレスケアで自律神経を守る

  • 寝不足は腸の動きを止め、喘息を悪化させます
  • ストレスが腸と気道を同時に緊張させます

👉 寝る前のスマホをやめて、ホットミルクや白湯、読書などのリラックス時間を🌙

💬「咳とお腹の不調、両方あるなら“腸肺”の視点を」

呼吸器内科では咳ばかり
消化器内科ではお腹ばかり

でも、体はすべてつながっています。
咳と便秘が同時にある人は、腸と肺の“両方”にアプローチする治療や生活改善が必要です

📝まとめ

  • 喘息と便秘・IBSは「腸肺軸」でつながっている
  • 腸内環境が悪いと喘息が悪化しやすくなる
  • 食事・運動・睡眠の見直しがどちらにも効果的✨
  • 咳と便秘がある人は、“両方から整える”視点が大切!

📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
「腸と肺はつながっている」という考えで、
喘息の診療に“腸活”の視点も取り入れています。

便秘やお腹のトラブルでお困りの方も、どうぞお気軽にご相談くださいね😊

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)