🌧️「雨の日になると体調が悪くなる…」それ、“気象病”かもしれません🌀

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
「雨が降る前になると頭が痛い…」
「湿気が多い日は、なぜか咳が出やすい…」
「気圧が下がると、体がだるくなる…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
それ、もしかすると【気象病】のサインかもしれません☁️🧭
🌂気象病とは?
気象病(きしょうびょう)とは、
気圧・湿度・気温などの「天気の変化」によって起こる体調不良の総称です🌦️
✅ 頭痛
✅ めまい
✅ 関節痛
✅ 全身のだるさ
✅ 咳・息苦しさ
…など、さまざまな症状があります。
特に「喘息」や「慢性咳嗽(まんせいがいそう)」を抱えている方は、要注意です⚠️
🧠カギは“自律神経の乱れ”!
人の体は、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)をバランスよく切り替えて健康を保っています🌿
しかし、雨や台風が近づくと⤵️
🔻気圧が急低下
🔻湿度上昇
🔻日照不足
…と、環境のストレスが一気に押し寄せ、自律神経がうまく切り替えられなくなります🌀
その結果、
😣 呼吸が浅くなる
😣 血流が悪くなる
😣 気道が過敏になる
こうした変化が、呼吸器症状の悪化や倦怠感、咳や息苦しさとして現れるのです💨
🫁呼吸器との関係は?
気象病が「呼吸器の不調」にも影響するのはなぜでしょう?
それは、気圧の変化が“気道の緊張”に直結するからです。
🌡️ポイント
- 気圧が下がると「副交感神経」が優位になり、気道が収縮しやすくなります😮💨
- これにより喘息・咳喘息・COPDの方は咳・息苦しさが悪化しやすくなります⚠️
- また、朝方(明け方)は副交感神経が最も優位になる時間帯のため、「発作」が出やすい時間帯でもあります🕓
🌱今日からできる!セルフケア対策📝
🧘♀️ 深呼吸と軽いストレッチ
→ 呼吸を意識的に整えると、自律神経も整いやすくなります。
🛁 ぬるめのお風呂(40℃前後)にゆっくり浸かる
→ 血流改善+副交感神経を心地よく刺激♨️
🍵 カフェイン・冷たい飲み物を控える
→ 自律神経を乱す刺激を避けましょう☕❌
📱 スマホ・パソコンのブルーライトに注意
→ 目から入る刺激で交感神経が過剰に働きます💡
💊 お薬の吸入をきちんと継続
→ 気象変化で症状が出る人は、処方されたお薬を【予防的に使う】のがポイントです💨
📍気象病かな?と思ったら…
体調不良の原因が「天気のせい」とは思いにくいものですが、
毎年同じ時期に体調が悪くなる方は、ぜひ気象病を疑ってみてください🌪️
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
🌬️ 気象変化による喘息や咳の悪化
🌀 自律神経の乱れによる不調
についても、丁寧に診察・アドバイスしています🩺💕
🙏最後に…
「天気」は自分ではどうにもできないもの。
でも、「体調の波」を予測して、備えることはできます😊
雨の日が来ても心は晴れやかに☀️
そんな毎日を過ごすために、少しだけ“体と心の声”に耳を傾けてみてくださいね💓
📍ご相談はお気軽に、当院までどうぞ🌈
いつもありがとうございます😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼
投稿者プロフィール

-
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
クリニックだより2025年6月10日汗とかぶれの“重ね技”!? 汗冷え皮膚炎に要注意💦
クリニックだより2025年6月10日エアコン皮膚炎って何? 夏の“冷え乾燥”で肌がヒリヒリ…💦
クリニックだより2025年6月10日「マスク皮膚炎、治ったと思ったのにまた再発…6月の湿度が原因?」
クリニックだより2025年6月10日💦「汗かぶれ・あせもが悪化する前に!」🩺アレルギー科医が教える・・