☂️「傘の持ち方で肌がかゆくなる!? 意外な接触皮膚炎の原因とは」

こんにちは😊やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

梅雨に入り、傘が欠かせない毎日ですね🌧️
ところがこの時期、「腕や手の一部だけがかゆい」「赤くなってヒリヒリする」…そんな症状に悩まされていませんか?🧐

実はそれ、“傘の持ち手”が原因の“接触皮膚炎”かもしれません‼️
今日はちょっと意外な「傘とかゆみの関係」についてお話しします👋

🧪【1】金属アレルギーに注意!☝️

傘の骨組みやロゴ部分、持ち手に金属素材が使われていることがあります。

特に👇のような金属にアレルギーがある方は注意⚠️
🧲 ニッケル
🪙 クロム
🔩 コバルト

🌧️ 雨に濡れることで金属が溶け出し、肌に直接触れることでアレルギー反応が起きやすくなるのです😱
また、汗をかいている状態だとアレルギー反応が強まる傾向があります。

🧼【2】ゴムや樹脂製の持ち手にも要注意

傘のグリップによく使われる👇の素材にもアレルギーが報告されています。

📌 ラテックス(天然ゴム)
📌 PVC(塩化ビニル樹脂)
📌 EVA(エチレン酢酸ビニル)

これらは手のひらや手首のかゆみ、赤み、ブツブツ(湿疹)を引き起こすことがあります😖
特に手汗をかきやすい方は、アレルゲンが肌に長時間接触しやすくなり、かゆみの原因に…

👕【3】対策:今すぐできるかゆみ予防法📝

✅1. 傘の持ち手にタオルや布を巻く

→ 肌との直接接触を避けて刺激をカット🧣

✅2. 持ち手が布や木製の傘を選ぶ

→ 金属・ゴムよりも肌にやさしく湿気に強い🌿

✅3. かゆみや湿疹が出たら早めに皮膚科へ

→ アレルギーの可能性をチェックしてもらいましょう👨‍⚕️

🌈【4】“濡れた手で触れるもの”はすべて要チェック!

梅雨の時期、以下のようなアイテムも接触皮膚炎の原因になることがあります👇

👜 バッグの持ち手(金属金具)
📱 スマホのケース(合成樹脂)
📎 財布の留め金(ニッケル)

どれも「濡れた肌+長時間の接触」がリスクを高めるポイント⚠️
湿疹やかゆみが出たら、まず「肌に当たっていた物は何か?」を思い出してみましょう🤔

💬まとめ:「まさか傘が⁉」を見逃さないで☔

✅ 金属やゴム素材は意外とアレルギー源に
✅ 濡れた肌と素材の接触が皮膚炎を引き起こす
✅ 予防には“ひと工夫”と“気づき”が大切💡

かゆみや赤みは、体からの「SOSサイン」🚨
「傘を変えたら治った!」というケースもあるので、普段の習慣や持ち物にぜひ目を向けてみてくださいね🌿

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
これからの季節、肌にもやさしく過ごせる工夫を一緒に考えていきましょう💐


📝 このブログは一般的な健康情報の提供を目的としており、症状のある方は必ず医師の診察をお受けください。皮膚のかゆみや湿疹が続く場合、自己判断せずに皮膚科医にご相談を。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)