湿度と汗で“肌が甘くなる”⁉ 糖化が進む6月の落とし穴💧🍩

こんにちは☀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
6月…それは【肌にとって“試練の月”】とも言える季節。
「なんかベタつく…」「肌がかゆい…」「最近くすんできた?」と感じていませんか?😣

実はそれ、“糖化”のサインかもしれません🍬⚠️

🍬 肌が“甘くなる”ってどういうこと?

糖化(とうか)とは、体の中で余分な糖とタンパク質が結びつく反応
この反応によってできるのが「AGEs(終末糖化産物)」と呼ばれる“老化物質”です🧬

AGEsが肌にたまると…

  • ✘ くすみ
  • ✘ ごわつき
  • ✘ 弾力低下(ハリのなさ)
  • ✘ ニキビや湿疹の悪化

…といった“糖化肌トラブル”を引き起こすのです😨

💦 汗+湿度=AGEs量産のトリガー⁉

6月は湿度が高く、汗をかきやすい時期
この「汗+ベタつき」状態こそが、糖化に拍車をかける要因になります。

🧪 なぜ6月は危険?

  • 汗や皮脂に含まれるタンパク質+糖質+酸素(酸化)
    → 肌の表面でも**“糖化反応”が進行**💥
  • エアコンによる乾燥&冷え
    → 代謝低下・血流悪化でAGEsが排出されにくくなる
  • 甘いドリンク・おやつが増える
    → 体内の余分な糖が皮膚トラブルの元に…

つまり、肌の表面も内側も“甘くなる”リスクがMAXな季節なんです🍨⚠️

🧴 汗かきさんのための“糖化対策スキンケア”5選

✅① やさしい洗顔を「こまめに」

汗や皮脂はためない・こすらないが鉄則!
水分の多い泡タイプや弱酸性の洗顔料で朝晩+汗をかいた後に優しく洗浄🫧

✅② 保湿は“糖化ブロック成分”入りで

セラミド・ビタミンC誘導体・カモミールエキスなど、
抗糖化作用のある成分配合の化粧品がおすすめ🌿

✅③ 顔だけじゃない!首・背中も忘れずに

汗がたまりやすい部位こそ、糖化によるかゆみやざらつきが出やすいゾーンです🧍‍♀️🧍‍♂️

✅④ 食事もスキンケアの一部!

AGEsを減らす食材:

  • 緑茶🍵
  • トマト🍅
  • 玉ねぎ🧅
  • 鮭🐟
  • レモン🍋

逆に揚げ物や焼き菓子はAGEsを増やしますのでご注意を💥

✅⑤ 湯船&温活で代謝UP!

汗をかく=糖化が進むではなく、
代謝できる体=糖化を防げる肌にしておくことがカギ🛁✨

🔄 「糖化と皮膚」シリーズとの接続ポイント

これまでのシリーズで取り上げてきた
「内側の糖化」と「肌トラブル」の関係が、この6月で一気に表面化しやすくなります。

  • AGEsは、肌の“透明感”を奪う
  • 皮膚科での治療+生活改善が重要
  • 早めの“肌の糖化対策”が、未来の美肌と健康を守る✨

📝 まとめ:6月の肌は“糖化の落とし穴”にご用心!

「ただのベタつきだと思っていたら、
実は肌の老化がどんどん進んでいた…」
そんな未来を防ぐには、今ここでのケアがとっても大切です🌼

肌がベタつく時期こそ、肌が糖化している“危険信号”かもしれません⚡
スキンケア×食事×温活で、
“甘くない美肌”
をキープしましょう✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)