🫁「その息切れ、“年のせい”で片づけないで！」

2025年6月14日 2025年6月14日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

～呼吸機能と老化の深い関係～

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック第二診察室です🏥

最近こんなお悩みはありませんか？

「階段で息切れするようになった…」
「ちょっと動くだけで疲れやすい…」
「年だから仕方ないよね…」

ちょっと待ってください‼️
その「年のせい」、もしかすると“肺の老化”が進んでいるサインかもしれません🫁⚠️

📉 呼吸機能も“老化”する？

呼吸機能、つまり「肺の働き」も年齢とともに少しずつ低下します。

🔹代表的な変化

肺の弾力が低下（肺胞が硬くなる）
胸の筋肉が弱くなる（呼吸筋の減少）
呼吸のリズムをつくる神経が鈍くなる

これらの変化により…

👉 同じ動きをしても、若い頃より「酸素を取り込む力」が落ちるんです😮‍💨

⚠️ 老化だけじゃない！“酸化ストレス”の影響も

酸化ストレス（＝体のサビ）も、呼吸機能を悪化させる大きな原因です。

🔬 酸化ストレスの原因

喫煙🚬（受動喫煙含む）
大気汚染🧪（オゾン・PM2.5など）
睡眠不足😴
精神的ストレス😖

これらが蓄積すると、肺の細胞が傷つき、回復力が低下していきます。
老化のスピードもアップしてしまいます💨

💪 実は「筋力」もカギなんです！

意外かもしれませんが、呼吸にも“筋肉”が必要です💡

横隔膜（おうかくまく）
肋間筋（ろっかんきん）
背中や腹筋　など

これらが衰えると…

👉 深く吸えない／咳が弱くなる／痰が出せない　などのトラブルが😵‍💫

✅ 特に注意が必要なのは…

運動不足の方
糖尿病やメタボ体質の方
更年期以降で体力の落ちた方

🧪 あなたの「かくれ肺年齢」測ってみませんか？

当院では、肺年齢のチェックが可能です✨

「咳が続く」「息切れが気になる」などの症状がある方は、
見た目の年齢ではなく、“肺の実年齢”を知ることが健康への第一歩です👣

📝保険診療内で対応できる呼吸機能検査もありますので、気になる方はご相談くださいね。

🌱 呼吸から始めるアンチエイジング

抗加齢医学の視点では、

「呼吸力＝健康寿命に直結する力」💨

息が吸える、吐ける、しっかり咳が出せる。
これは、病気を防ぎ、免疫を保ち、元気に過ごすための“最も基本的な力”なのです✨

🗣️ 最後にひとこと

「年だから…」とあきらめる前に、
“かくれた呼吸の老化”に気づくことが、未来の健康を守る第一歩です🚶‍♀️

シリーズ第2回では、「呼吸筋の鍛え方」「肺を元気に保つ生活習慣」についてお届け予定です💪🌿

📍監修：やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
📘このブログは「第二診察室」として、保険診療を補う情報提供を行っています。

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）