💨【呼吸と老化】第2回「肺を“元気に保つ”5つの生活習慣」

~年齢に負けない呼吸力を育てよう~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 第二診察室です🏥

前回のブログでは
🫁「その息切れ、“年のせい”で片づけないで!」
と題し、呼吸機能と老化の関係を解説しました。

今回はその続編。
「じゃあどうすれば、呼吸力を保てるの?」
その疑問にお答えします✨

🏃‍♀️① 呼吸筋を“鍛える”ことが若さのカギ!

肺そのものは筋肉ではないため、鍛えることはできませんが…

🧠 肺を動かしている“呼吸筋”を鍛えることはできる!

呼吸筋とは👇
✅ 横隔膜(おうかくまく)
✅ 肋間筋(ろっかんきん)
✅ 腹筋・背筋

これらが衰えると、呼吸が浅くなり、酸素の取り込みも不十分に💦

💡おすすめトレーニング

  • 風船ふくらまし運動🎈
     ゆっくり息を吐いて、肺の“吐く力”を鍛える
  • 腹式呼吸エクササイズ🧘
     横になってお腹に手を置き、腹がふくらむようにゆっくり吸う・吐く
  • 軽いウォーキング🚶‍♂️
     日常動作で呼吸と筋力の両方に刺激を与える

🧍‍♂️② 姿勢を整えるだけで“呼吸力アップ”!

猫背になると肺は縮こまり、呼吸が浅くなります🐈💦

✅ 姿勢チェック!

  • デスクワークで首が前に出ていない?
  • 座っていると背中が丸くなっていない?

🔁 1時間に1回は背筋を伸ばす習慣を

🧴③ 部屋の“空気”も呼吸機能を左右する!

汚れた空気=酸化ストレスの元⚠️
とくに加齢によって肺のフィルター機能が落ちていると、
微粒子(PM2.5など)が体に入りやすくなります。

🪟 対策のポイント

  • 空気清浄機を活用
  • 加湿と換気を意識
  • 喘息やCOPDのある方は外気情報もチェック

🍽️④ 呼吸力に効く!栄養サポート食材

筋力を保ち、抗酸化にも役立つ栄養素を意識的に取りましょう。

栄養素おすすめ食品作用
タンパク質魚・豆・卵筋肉の材料💪
ビタミンC・Eブロッコリー・ナッツ抗酸化🌿
オメガ3脂肪酸青魚・亜麻仁油炎症を抑える🐟

🌸 院長おすすめの“抗加齢レシピ”も今後ご紹介予定です!

🌙⑤ 睡眠で“呼吸の修復タイム”を

睡眠中に、呼吸器も「メンテナンスモード」に入ります🔧
しかし、呼吸が浅くなっていると、深い眠りに入りづらく疲労も回復しにくいんです💤

✅ 良質な睡眠のために

  • 寝る前のスマホは控えめに📵
  • 寝室は暗く・静かに
  • 鼻炎がある方は鼻づまり対策も必須!

🫁呼吸を整えることは「命の根っこ」を守ること

呼吸は1日に2万回以上も行われています。
だからこそ、少しの工夫で大きな差が生まれます✨

「吸える」「吐ける」ことが
将来のあなたを支える“健康の基盤”になります🌱

📘次回予告

シリーズ第3回では…
「“肺年齢”を若返らせるには?」
をテーマに、実際に肺年齢をどうチェックし、改善していくかを解説します🫁

📍監修:やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
📘このブログは「第二診察室」として、保険診療を補う情報提供を行っています。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)