🫁【呼吸と老化】第3回「あなたの肺年齢、何歳ですか?」

~“かくれ肺老化”を見逃さないために~

こんにちは🌿
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 第二診察室です🏥

みなさんは「肺年齢(はいねんれい)」という言葉を聞いたことがありますか?

実年齢よりも“肺が年上”になっているかもしれません😱

このブログでは、
✅ 肺年齢とは?
✅ どうやって測るの?
✅ 若返らせるには?
をやさしく解説します✨

🧪 肺年齢=呼吸機能からわかる“肺の実力”

肺年齢とは、あなたの肺の働きが「何歳相当か」を表す指標です。

基準になるのは👇

🔹「1秒量(FEV₁)」という数値

肺に空気をいっぱい吸い込んだあと、1秒でどれだけ吐けるかを測定する検査です。

✔ 肺が元気 → よく吐ける(=若い)
✔ 肺が硬い/筋力が落ちている → 吐けない(=老化)

📉 肺年齢が実年齢より高くなる原因は?

以下のような生活習慣や環境が、肺の老化を早めます💦

原因具体例
🚬喫煙現在・過去のタバコ習慣、受動喫煙も含む
🛋️運動不足呼吸筋の衰え・肥満
🧪大気汚染オゾン・PM2.5などの影響
😴睡眠の質低下副交感神経の乱れ/酸素供給不足
😷未治療の呼吸器疾患喘息/COPD/鼻炎など

🧭 当院では「肺年齢」のチェックができます!

呼吸器専門医が監修のもと、
✅ 呼吸機能検査(スパイロメトリー)
✅ 酸素の取り込みチェック
✅ 聴診・問診・肺活量測定など

必要に応じて、保険診療内で対応可能です。

📝 こんな方はチェックをおすすめ!

  • 階段で息切れするようになった
  • 風邪のあと、咳が長引く
  • 吸入薬を使っているけど、効いているか不安
  • 昔タバコを吸っていた(受動喫煙含む)

🌟 肺年齢を若返らせるには?

✅ 筋力強化

呼吸筋(横隔膜・肋間筋)を鍛えるストレッチ・呼吸法が効果的💪

✅ 栄養と抗酸化

タンパク質・ビタミンC・ビタミンE・オメガ3脂肪酸などを意識して🍽️

✅ ファスティングや腸活も◎

肺と腸は“皮膚の表と裏”のような関係とも言われており、
腸内環境の改善が肺の炎症にも良い影響を与える可能性が📚✨

📌 詳しくは、第二診察室ブログで発信していきます!

🗣️ 最後にひとこと

「まだ症状がないから大丈夫」
「年のせいだから仕方ない」
その思い込みが、呼吸機能の低下に気づくチャンスを逃してしまうことも。

“かくれ肺老化”を見逃さず、
今のうちから「肺の若さ」を意識してみましょう😊

📘次回予告

第4回は
「咳が止まらないのは“肺の老化”?それとも…」
について、加齢による咳・気道過敏の話を詳しくお届けします💨


📍監修:やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
📘このブログは「第二診察室」として、保険診療を補う情報提供を行っています。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)