🌞【7月から咳が増える理由】風邪じゃない咳にご注意を!

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

7月になりましたね🎋
日差しが強くなり、湿度も高く、いよいよ夏本番が近づいてきました。

でも実はこの季節、
「急に咳が出て止まらない」
「風邪っぽくないけどゴホゴホ続く」
そんな患者さんが増えてくる時期でもあります💦

今回は、7月以降に咳が出やすくなる理由について、わかりやすく解説します。

🤧7月の咳は“夏風邪”だけが原因じゃない!

✅ 咳の患者さん、実はこんな声が多いんです👇

  • 「冷房の部屋に入ると咳き込む」
  • 「朝は平気なのに、午後になると咳が止まらない」
  • 「のどがムズムズするけど、風邪っぽくない」
  • 「夜中〜明け方に咳で目が覚める」

これらは、典型的な“夏の咳”の症状です。

 

🌀7月以降に咳が出やすくなる5つの理由

① ❄️冷房の風で気道が乾燥&冷却

夏のエアコンは快適ですが、冷風が直接のどや気管にあたると炎症が悪化しやすくなります。

💡乾燥した空気+急な温度変化は、咳喘息や過敏性気道炎症を引き起こすことも。

 

② 🦠ウイルス感染(いわゆる“夏風邪”)

アデノウイルス、エンテロウイルス、RSウイルスなど、夏にも流行するウイルスがあります。

🌡️発熱がなくても、のどの痛み・咳だけが続くタイプが多く、
「風邪じゃないと思っていたらウイルス性咽頭炎だった」というケースも。

 

③ 🌧️梅雨明け直後の“カビ・ダニ”の急増

7月は梅雨の湿気+高温で、カビ・ダニが一気に繁殖します。

それがアレルギー反応を引き起こし、
✅ 咳
✅ 鼻づまり
✅ 喉のかゆみ などが出ることがあります。

🏠 特に寝具・エアコン内部・押し入れの掃除がカギです🧽

 

④ 🔁急な温度差による“自律神経の乱れ”

外は35℃、室内は25℃。
この10℃の差に、身体がついていけない人が増えています😵

気温差は、気道を調節する自律神経にも負担をかけ、咳反射が敏感になる原因に。

🧘‍♀️ちょっとしたストレスでも、咳が出やすくなります。

 

⑤ ☀️紫外線・暑さによる“隠れ免疫低下”

強い日差しや暑さは、知らず知らずのうちに体力を奪います。

寝苦しさや食欲低下、睡眠不足も重なることで、
のどの防御力が下がり、ちょっとした刺激でも咳が出やすくなるのです。

🛌「夏バテ+咳」は要注意のサイン

「風邪じゃないのに咳が止まらない」
「病院に行くほどじゃないと思って我慢している」

そんな方ほど、咳喘息や気道過敏症、アレルギー性咳嗽の可能性があります。

🩺咳が2週間以上続く
🩺夜間や冷房で悪化する
🩺痰がからまない乾いた咳

このような症状があれば、早めに呼吸器内科へご相談くださいね。

🌿やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは…

咳を「ただの風邪」として片付けず、
背景にある体質・季節性・生活習慣までを丁寧に診ています。

🌈患者さんにとって「安心できる診察」と「咳が落ち着く日常」を届けたい。
そんな想いで、今日も診療しています😊

💬まとめ|7月の咳には“夏のトリガー”がある

咳は、身体のSOSの一つです。
夏は“涼しいのに咳が出る”というギャップに惑わされがちですが、
そこに見落とせない原因が潜んでいることも少なくありません。

「咳が気になるな…」と思ったら、
どうかご自身の体の声に耳を傾けてくださいね👂🌿

📣次回は「エアコンによるのど・咳トラブルの対策」についてお届け予定です✨
更新をお楽しみに😊


※本記事は情報提供を目的としており、個別の診断・治療は医療機関を受診してください。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)