クリニックだより 内科

寒くなって、咳が出たり息切れが悪くなった

内科

タバコの病気や肺気腫と言われた患者さんが苦しくなっています


寒波の影響で咳や息切れが悪くなっています。

今までに、タバコを吸った経験があり、

● 肺気腫?といわれた

● タバコのせいで苦しいのだろう

● 慢性気管支炎になっている

● 病名はわからないが吸入器を使用している

● かかりつけの先生で気管を広げる薬をもらった経験がある

● 苦しいことを言ったら気管を広げる薬をもらった



このような経験がある患者さんが寒さで体調を崩しています。

● 坂道や階段で苦しい

● 朝、夕に咳が出る

● 寝る前に咳で寝づらい

● ゴルフをするにも苦しくなる

● 犬の散歩が苦しい

寒さと、タバコだけの問題でしょうか?

実は、今までタバコによる症状だと思っていても、実は

気管支ぜんそく

が隠れていることがあります。

特に今の時期(寒冷)に悪くなる場合は可能性が高いです。

タバコ自体でも気管支ぜんそくが悪くなることがあります。

タバコを吸っていた = 慢性気管支炎で苦しい

ここまではすぐイメージがわきます。

しかし、

冷たい空気を吸って

● 調子が悪くなる

● 息苦しさが悪くなる

● 咳が寝る前や朝方にでる

このような場合には

隠れぜんそく

があるかもしれません。

隠れぜんそくの診断には専門性が必要です

咳や息切れが良くならない場合は呼吸器・アレルギー専門クリニックでの診察が必要です。

タバコだけの病気か、気管支ぜんそくなのか、両方あるのか、ご説明して、繰り返す咳や息切れを無くします

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。