クリニックだより 内科

新、吸入薬。 テリルジー。|COPD

内科

(写真は欧米使用)

GSK、COPD治療薬「テリルジー」の承認取得


3つの薬が1個に合体しました


● 肺気腫

● 慢性気管支炎

● 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

の呼吸器の病気では主に吸入薬が用いられます。

製薬メーカー グラクソスミスクライン

多くの吸入薬がありますが、その中で4種類(4兄弟)の吸入薬がありました。

● レルベア エリプタ

● アニュティ
 エリプタ

● アノーロ エリプタ

● エンクラッセ エリプタ

があります。

エリプタとは薬ではなく吸入器自体の名称です

4兄弟は色違いで中身も異なります。

どの吸入薬に、どの薬が入っているかは下記の表にまとめてあります。

● ICS - 吸入ステロイド(空気の通り道の荒れを整える)

● LABA - 長時間作用型β2刺激薬(空気の通り道を広げ、咳を止める)

● LAMA - 抗コリン薬(空理の通り道を広げ、痰を減らす)

体調によっては二つの吸入薬を使用する患者さんもおります。

すなわち

ICS+LABA+LAMA

の組み合わせ。

いままでは二つの吸入薬で3つの成分の薬を使用しておりました。

新、吸入薬。 テリルジー。

3成分配合の1日1回吸入です。

タバコによる咳、痰、息切れに新たな選択肢登場!

2023年最新版|知っているとメリットあり!エナジアとテリルジーの違いについて(ぜんそく編)。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。