🍎「食」と「健康」の真実を見つめて〜呼吸器専門医がなぜ食生活を語るのか〜

〜呼吸器専門医がなぜ食生活を語るのか〜
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
からだ整えラボの山口裕礼です。
🩺 呼吸器専門医として、根本から整える医療を
私は呼吸器の専門医として、喘息・COPD・睡眠時無呼吸などの診療を日々行っています。
しかし、同時に感じるのは――
「薬だけでは、本当の意味で健康は取り戻せない」という現実です。
そこで当院では、SKY10(ストレス・自律神経測定) や AGEリーダー(糖化測定) など、
体の“見えない変化”を数値で可視化する自費診療を導入しています。
数値が悪かったとしても、それは“終わり”ではなく、“始まり”。
そこから生活習慣を整え、自分の体と人生を変えていく第一歩が始まります✨

🌿 「なぜ先生は食生活の話をするのですか?」
患者さんからよく聞かれる質問のひとつです。
「先生、呼吸器の専門なのに、なぜ食事の話をされるのですか?」と。
それは――
食事こそが、呼吸・皮膚・免疫・心のすべてに通じる“根”だからです。
私の診療では、
「その症状の背景にどんな食習慣があるのか」
「なぜ同じ薬を飲んでも改善する人としない人がいるのか」
を常に考えています。

📚 知識の源泉:『チャイナ・スタディー』
私が食と健康の関係を深く考えるようになった数多くの本の中で、きっかけの一つとなったのが――
T・コリン・キャンベル博士の名著『チャイナ・スタディー』です。
この本は、世界最大級の栄養学研究として知られ、
「食事と病気の関係」を科学的に解き明かした衝撃作です。
動物性たんぱく質の過剰摂取が
がん・糖尿病・心血管疾患・自己免疫疾患などに影響を及ぼす――
この事実は、多くの医師・科学者に衝撃を与えました。
もちろん、私は「動物性をすべて否定」しているわけではありません。
ですが、“正しいと信じていた食習慣”が、必ずしも体に優しいとは限らない
という視点を持つことが大切だと感じています。

💡 食を変えると、人生が変わる
実際に、
食事・睡眠・呼吸・姿勢・思考――
そのすべてを少しずつ整えた患者さんの中には、
「人生そのものが変わった」という方が少なくありません🌈
肌が明るくなり、咳が減り、心が軽くなり、
“自分の体を信じられるようになる”。
それが「からだ整えラボ」が目指す健康のかたちです。
🍀 医療と生活の架け橋に
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックは、
薬を出すだけの医療ではありません。
“医療と生活をつなぐ場所”として、
自分の体を知り、受け入れ、整えていくプロセスを大切にしています。
『チャイナ・スタディー』のような科学的知見をベースにしながらも、
そこに「人としての温かさ」と「希望」を重ねる――
それが、私たちの医療の原点です🌸
📖 参考書籍:
『チャイナ・スタディー 最新改訂増補版』(ユサブル)
著:T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル
監修:松田麻美子
🌈 からだ整えラボよりメッセージ
「食を変えることは、生き方を変えること」
今日の一口が、明日の呼吸と笑顔をつくります😊
投稿者プロフィール

-
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
からだ整えラボ2025年10月7日🍎「食」と「健康」の真実を見つめて〜呼吸器専門医がなぜ食生活を語るのか〜
クリニックだより2025年10月7日🌸 第74回日本アレルギー学会学術大会ー働き方改革スイーツセミナー
クリニックだより2025年10月7日💬 Dupixent Luncheon Seminar 開催のお知らせ
クリニックだより2025年10月7日🫁 横浜西部呼吸器疾患診療を考える会 2025 開催のお知らせ