📚静かな図書室に、あたたかな呼吸を──本を寄贈するという医療 🌿

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

先日、横浜市医師会 聖灯看護専門学校の図書室へ、私の蔵書を100冊ほど寄贈させていただきました。
校内の副校長先生から丁寧な御礼のメールをいただき、学生さんが手に取りやすい場所に置いてくださるとのことでした📖✨

💫「本を贈る」という医療のかたち

実は私はこれまでにも、さまざまな場所に本を寄贈してきました。
病院、中学校、小学校、企業など──その数はこれまでに千冊くらいになります。

どの場所にも共通して願っているのは、「本を通して心の呼吸を取り戻してほしい」という思いです🌿。

医療現場では、身体の治療だけでなく、“心の疲れ”が積み重なっている人に多く出会います。
看護学生も、働く大人も、子どもたちも同じです。
そんなとき、1冊の本が、ふっと息をつける場所をつくってくれることがあります📚💭

🌸「学生のために」そして「先生方にも」

今回、聖灯看護専門学校に寄贈した本には、学生さんに読んでほしいもののほかに、
実は先生方にも手に取っていただきたい本をいくつか忍ばせてあります📖。

看護を教える先生方にも、“教育”という営みの中で、
あらためて「人を育てるとは」「寄り添うとは」を感じていただけたら──。
そんな静かな願いを込めました。

本は、言葉を超えて心を伝える存在です。
ページをめくるたびに、過去の自分や忘れていた感情と出会うことができます。
それはまさに、呼吸を整えるような時間です🍃。

🌱静かな図書室から始まる、看護の未来

聖灯看護専門学校の図書室は、とても美しく整えられた空間です。
しかし、最近では学生が減り、利用者も少ないのが現実です。

私は思います。
もしその静かな図書室が、学生たちの心を癒やし、学びを深める“居場所”として再生できたら、
それは学校の新しい魅力になるのではないかと✨。

📘 「この学校の図書室で学びたい」
📘 「この空気の中で、人を支える力を育てたい」

そんな受験生が増える未来を願っています。

図書室は、単なる本の倉庫ではありません。
そこに並ぶ一冊一冊が、“人を思う力”を育てる種です🌷。

💖本を贈るということ、それは「誰かを思うこと」

私が寄贈してきた本の多くは、専門書だけでなく、詩集やエッセイ、哲学書、絵本など多岐にわたります。
読む人の心に寄り添い、静かに支えてくれるような本たちです。

本を通して人が癒やされ、また新しい優しさを誰かに返していく──
そんな“優しさの循環”が生まれてほしいと願っています🌏。

🕯️静かな図書室に、あたたかな灯を

誰もいない図書室に光が差し込む午後。
ふと1冊の本を開く学生の姿を想像します。
そこから小さな呼吸が始まり、静かな変化が起きていく。

「本を寄贈する」という行為は、モノを贈ることではありません。
それは、“未来を信じる”という静かな祈りです。

からだ整えラボとして、これからも心と身体、そして社会を整える活動を続けてまいります🌿

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)