大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希に学ぶこれからの子育てに必要な「主体性を育てる力」

朝刊に、プロ野球・千葉ロッテマリーンズ前監督の吉井理人さんの記事が掲載されていました。 見出しには「佐々木・大谷・ダル 共通する主体性 思考は鍛えられる」とありました。 これは野球だけでなく、これからの子育てにも通じる大切な内容だと感じました。
佐々木朗希投手に「何も教えていません」

記事の中で印象的だったのは、吉井さんが佐々木朗希投手について「何も教えていません。ただ見守っていただけです」という趣旨のことを話していた点です。

これは、放任ではありません。本人の中にある感覚や考えを大切にし、必要なときに支え、邪魔をしないという関わり方です。

子育ても同じです。子どもにすべてを教え込むのではなく、自分で感じ、自分で考え、自分で試す余白を残すことが大切です。

大谷翔平選手は「自分で練習を組み立てていた」

日本ハム時代の大谷翔平選手は、二刀流の練習メニューを本人の意思に任されていたそうです。

打撃よりも、思い通りにいかない投球に時間を使い、自分で試行錯誤していたという話が紹介されていました。

これは「言われたからやる」のではなく、「今の自分に何が必要か」を考える力です。

子どもにも、ただ勉強時間を増やすのではなく、「今、自分には何が必要なのか」を考える習慣を育てることが大切です。

ダルビッシュ有投手にある「探究する力」

ダルビッシュ有投手は、若い頃から投球、トレーニング、栄養、フォーム、コンディショニングについて深く考え続けてきた選手です。

ただ頑張るのではなく、「なぜそうなるのか」「どうすればもっと良くなるのか」を探究し続ける。

これからの子どもたちに必要なのも、正解を覚える力だけではありません。疑問を持ち、調べ、試し、失敗から学ぶ力です。

「なぜ?」は、ときに責め言葉になる

大人はつい、子どもに「なぜできなかったの?」「なんで忘れたの?」「どうしてそんなことをしたの?」と聞いてしまいます。

しかし子どもにとって、この「なぜ」は質問ではなく、責められている言葉として届くことがあります。

その代わりに、「どう感じた?」「どこが難しかった?」「次はどうしてみたい?」と聞いてみる。

問い詰めるのではなく、問いかける。そこから子どもの主体性は育っていきます。

主体性は、放任では育たない

主体性を育てることは、子どもを放っておくことではありません。

安心して考えられる環境をつくる。失敗しても否定されない空気をつくる。自分の考えを話しても大丈夫だと思える関係をつくる。

その上で、子どもに考える余白を渡すことが大切です。

子どもの主体性には、からだの土台が必要

からだ整えラボとして強くお伝えしたいのは、子どもの主体性は心だけで育つものではないということです。

睡眠不足、鼻づまり、喘息や長引く咳、皮膚のかゆみ、アレルギー症状、朝起きられない、疲れが抜けない。

こうした状態が続くと、集中力が落ち、イライラしやすくなり、やる気がないように見えることがあります。

「集中力がない」「落ち着きがない」と叱る前に、まず体調を見てあげることも大切です。

親もまた、自分を整えることが大切

親が疲れ切っていると、どうしても言葉が強くなります。睡眠不足が続くと、待つ余裕がなくなります。

子どもを整える前に、まず大人自身が整うことも大切です。

深く眠る。呼吸を整える。疲れをためすぎない。ひとりで抱え込まない。必要なときは医療や周囲の助けを借りる。

親に余白ができると、子どもへの声かけも変わります。

これからの子育ては「自分で整える力」を育てること

大谷翔平選手、ダルビッシュ有投手、佐々木朗希投手に共通しているのは、才能だけではありません。

自分で考える力。自分で工夫する力。自分の状態を見つめる力。試行錯誤を続ける力。

これからの子育てで大切なのは、子どもにすべての正解を与えることではなく、自分で整える力を育てることです。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞