🌸【4月29日】花粉症症状が続く方へ|今飛んでいる花粉は?🌿

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

🌞いよいよ4月も終わりに近づいてきましたが、本日も花粉症の症状でお困りの方がたくさん受診されています。
「もうスギ花粉は終わったのに、どうして……?」と不思議に思われる方も多いかもしれませんね。

今日は、今どんな花粉が飛んでいるのか、最新の情報をもとにわかりやすくご説明します!

🪻今の時期に多いのは「スギ・ヒノキ」以外の花粉!

🌲スギ・ヒノキの飛散は、
すでに東京都内ではほぼ終了しています。

🌟では、今飛んでいるのは何かというと……

➡️ 主に【カバノキ科】【ブナ科】【マンサク科】【ミズキ科】の花粉が中心です!

具体的にはこんな植物たち👇

  • ハンノキ(カバノキ科)
  • シラカンバ(カバノキ科)
  • コナラ(ブナ科)
  • クリ(ブナ科)
  • マンサク(マンサク科)
  • ミズキ(ミズキ科)
  • ほかにも、マツやイネ科(カモガヤ)の花粉も少しずつ飛び始めています🌾

🌿今、症状が続く理由は?

「もうスギもヒノキも終わったのに…」と感じる方は、
もしかしたら カバノキ科やブナ科の花粉 に反応しているかもしれません!

特にカバノキ科(ハンノキ・シラカンバ)アレルギーを持っている方は、
果物アレルギー(口腔アレルギー症候群)を併発することもあります。
リンゴ🍎やサクランボ🍒を食べたときに「口がかゆい・違和感がある」という方は要注意です。

また、室内のホコリ(ダニ)も増えてきており、
これもアレルギー症状を悪化させる一因になります。

🏥どうしたらいい?対策まとめ

🌟こんなときは、以下の対策を心がけましょう!

✅ 外出時はマスク・眼鏡をしっかり着用
✅ 洗濯物は室内干しに
✅ 帰宅時は「服を払って、シャワー」で花粉を落とす
✅ 部屋の掃除は湿った雑巾などで優しく(ホコリを舞い上げない!)
✅ 症状が強い場合は、抗アレルギー薬の内服点鼻・点眼薬を活用

そして、
本格的な検査(血液検査)で「どの花粉に反応しているか」を確認することも、
次のシーズンに備える大切な一歩になります🌱

✨まとめ|今困っているあなたへ

  • いま飛んでいるのは、スギ・ヒノキ以外の花粉が中心!
  • カバノキ科・ブナ科・マンサク科・ミズキ科などが主な原因。
  • 必要に応じて、専門医に相談し、検査や治療を考えましょう。

🌷春は暖かくて気持ちいい季節ですが、
アレルギー症状でつらいときは無理せず、早めにケアをしていきましょうね!

お気軽にご相談ください😊


やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)