🍬第5回:甘酸っぱいグミに含まれる“見えない敵”

~クエン酸・保存料・二酸化チタンのリスク~
こんにちは🌈
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🩺
今回は、「酸っぱいグミ」が好きな方にぜひ知ってほしい内容です💥
すっぱい=ビタミンC豊富?健康そう?
…と思ったら大間違い‼️
その“刺激”の正体に、アレルギー体質を悪化させる成分が隠れているかもしれません😱
🧪1. 「クエン酸」は万能じゃない⁉
グミの酸味の正体は、ほとんどがクエン酸(citric acid)です🍋
疲労回復・pH調整・抗酸化…と健康イメージが強いですが、実は注意点も⚠️
💥こんなケースがあります
- 粘膜刺激:口の中や喉に違和感、ヒリヒリ感を訴える人も
- 舌の荒れ・口角炎:繰り返し摂取で口周りに炎症が出ることも
- 保存料との相互作用:酸味+保存料の組み合わせでアレルギー反応が出る人も💣
🧴2. 保存料の「パラベン」とは?
グミの賞味期限を延ばすために使われるパラベン類(メチルパラベン、プロピルパラベンなど)は、
皮膚炎やアレルギー反応の報告もあり、特に敏感肌やアトピー体質の方は注意が必要です🧏♀️
🧼知っておきたい豆知識
- 欧州では子ども向け製品への使用制限が設けられているパラベンもあります
- アレルギー反応だけでなく、ホルモン撹乱作用(エストロゲン様作用)の懸念も指摘されています
⚪3.「二酸化チタン」は今や“禁止の国”も!
見た目をキレイにするため、グミの表面に使われることもある二酸化チタン(TiO₂)。
実はこの物質、フランスではすでに食品添加物として禁止されています🇫🇷🚫
💡懸念されているリスク
- 腸内のバリア機能を壊す可能性がある
- ナノ粒子の蓄積による炎症やDNA損傷のリスク
- アレルギー性疾患の悪化との関連も議論されています📉
😵見えない添加物に“体が疲れる”
私たちの身体は、アレルゲンそのものだけでなく、
毎日の**「化学的ストレスの総量」**に対して反応します⚖️
つまり、「今日はちょっとだけ」と思っていても、
毎日の蓄積である日突然、肌荒れ・蕁麻疹・咳・胃腸不調が出てくることもあります😔
🛍️どう選ぶ?グミの見極めポイント
チェック項目 | コメント |
---|---|
クエン酸 | 強い酸味=刺激性が強いかも⚠️ |
パラベン | 敏感肌・ホルモンバランスに影響の可能性 |
二酸化チタン | 表面が不自然に白っぽい?要注意👀 |
無添加表記 | 「保存料・着色料不使用」などを選ぼう✨ |
👨👩👧家族みんなで「添加物リテラシー」を
特にお子さんやアレルギー体質の方にとっては、
“どの成分が合わないか”を早く知ることが健康維持の鍵🔑です。
「このグミ、すっぱいけど何が入ってるんだろう?」
そんなちょっとした好奇心が、未来の健康を守ります🌱✨
🎁まとめ
- 甘酸っぱい=健康そうは誤解かも🍋
- クエン酸、パラベン、二酸化チタンに注意🧴
- 表示をよく見て、無添加やシンプルな製品を選ぼう🔍
- 体に合わないと感じたら「おやつチェンジ」のチャンス💡
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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