🌙「2時や3時に毎日目が覚めるのはなぜ?」時間帯別でわかる原因と対策⏰

~からだの時計と臓器の声に耳を傾けて~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

最近こんなご相談が増えています👇

「なぜか毎晩決まって2時や3時に目が覚めてしまいます」
「トイレに起きるわけでもないのに、目がパチッと…」

じつはこの“毎日ほぼ同じ時間に目が覚める”という現象、
体内時計やホルモン、そして臓器の働きと深く関係しているんです😌

⏰【人間のカラダは「時間」で動いている】

私たちのカラダには「体内時計(概日リズム)」というものがあり、
内臓・ホルモン・神経などが24時間サイクルで働くように調整されています。
このリズムが乱れると、決まった時間に目が覚めるなどの不調が出やすくなります💦

さらに東洋医学(漢方・薬膳)では、
「臓器ごとに活発になる時間帯がある」とされており、
中医学ではこれを【子午流注(しごるちゅう)】と呼びます。

🕑【時間帯別に読み解く!中途覚醒の原因と対策】

🌙夜中2時前後(午前1時〜3時)に目が覚めるあなたへ

👉関係が深い臓器:肝(かん)

  • 肝は「血」と「感情」を司る臓器。
  • この時間は肝が一番活発に働く時間帯。
  • 怒り・ストレス・疲労がたまっていると目が覚めやすい💥

💡対策:

  • 寝る前にスマホやニュースを避け、心を落ち着ける時間を作る📵🧘‍♀️
  • ハーブティー(レモンバーム、パッションフラワー)や
     漢方(加味逍遥散・抑肝散)などが有効なことも🌿

🌙夜中3時前後(午前3時〜5時)に目が覚めるあなたへ

👉関係が深い臓器:肺(はい)

  • 肺は呼吸・皮膚・免疫と関係し、「悲しみ」や「孤独感」をつかさどる
  • 気温が下がる時間帯でもあり、咳や呼吸器の弱さが出やすい

💡対策:

  • 乾燥を防ぐため、寝室に加湿器・濡れタオルなどを置く💧
  • 夜間の咳がある方は【喘息・後鼻漏・胃酸逆流】の可能性も👨‍⚕️
     ➡ 呼吸器内科への相談がおすすめです✨
  • 心が沈みがちな方は、日中に陽の光をしっかり浴びる☀️

🌄朝4時〜5時以降に目が覚めて眠れないあなたへ

👉これは「早朝覚醒型うつ」や「加齢にともなう体内時計の前倒し」の可能性も😢

💡対策:

  • 無理に寝直そうとせず、「起きて朝の時間を丁寧に過ごす」ことで体内時計を整える
  • 深部体温をリセットするために、朝の白湯・散歩もおすすめ🚶‍♂️🍵
  • 夜の入眠を改善したい場合は、夕食後のスマホ時間を控えるのも効果的📱❌

🌿【夜中に目が覚めたときのNG行動とOK行動】

❌NG

  • スマホを見る📱
  • 時計を見る🕒
  • 無理に「また寝なきゃ」と焦る💦

⭕OK

  • 呼吸に意識を向けるマインドフルネス🧘‍♂️
  • リラックスできる音楽(ヒーリングミュージック)をかける🎶
  • アロマやラベンダーの香りを活用🌸

📝まとめ|「決まった時間に起きる」は、カラダの声かも🌙

🔸夜中に決まった時間に目が覚めるのは、
体内リズムや臓器のサインであることが多いのです。

🔸無理に寝ようとせず、その時間帯にどんな臓器が関係しているか、
 自分の生活・ストレス・心の状態をふりかえるヒントにしてみましょう。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
睡眠に関するご相談にも、医学的+漢方的視点からアドバイスいたします✨

📌【免責事項】

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、すべての方にあてはまるものではありません。症状が長引く・つらい場合は、早めの医療機関への受診をおすすめします。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)