🗣️【番外編】6月に咳が止まらない人…実は“ある生活習慣”が共通点⁉️

~ちょっと耳が痛いけど、大切なお話~
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌿
前回のブログでは、咳喘息やアレルギーといった医学的な原因を中心にお伝えしました。
でも今回はあえて“番外編”として、ちょっと視点を変えてみましょう。
📌咳が止まらない原因、実はあなたの「暮らしぶり」にあるかもしれません…!
「咳が止まらない」「なんか毎年6月って体調崩す…」
そんな方にこそ読んでほしい、ライフスタイルと咳の深〜い関係についてお話しします。
🤔咳が止まらない人にありがちな“生活習慣”とは?
🌙① いつも寝不足な人
「寝つきが悪い」「深夜スマホでつい夜更かし」📱💤
それ、咳を長引かせる大きな原因かもしれません。
🧠睡眠不足は自律神経を乱し、免疫力もダウン。
結果として、気道が敏感になり、咳が出やすく、止まりにくくなるのです。
➡️ 睡眠は、治癒力と気道回復の“ゴールデンタイム”です✨
🍩② お菓子がやめられない人
「ストレス発散はチョコとクッキー♡」
はい、それ……咳のもとです😢
お菓子の摂りすぎは、糖化(AGEs)を進め、気道の修復力を弱めます。
また、血糖の乱高下が自律神経に負担をかけ、炎症を引き起こしやすくなるのです。
🍡甘いものは“たまのご褒美”にしましょう✨
→ 黒糖やナッツ類なら血糖の乱れも少なく、おすすめです🌿
🚶♂️③ 運動不足の人
「動くのが苦手」「通勤以外はほぼ座りっぱなし」
それでは肺も横着になってしまいます。
🫁肺は“鍛える”こともできる臓器。
運動不足は血流低下、肺活量の低下、気道の耐性ダウンに直結します。
🚶♀️1日15分の軽い散歩から、肺は変わります✨
咳が出る人こそ、動いて整える時代です。
🍔④ 太っている人(BMI高め)
体重が増えると、横になるだけで咳が出やすくなることがあります。
→ これは「気道が圧迫されやすくなる」から。
また、脂肪細胞は炎症を起こしやすい性質があり、気道炎症が持続しやすくなります。
🏃♂️軽い減量でも、咳が驚くほど改善することもありますよ😊
🌀⑤ 自律神経が乱れている人
「天気が悪いと体調も落ちる」
「なんだかやる気が出ない・息苦しい」
これ、交感神経と副交感神経のバランスの乱れかもしれません。
📉特に梅雨時の気圧変化は、身体に大きなストレス。
このストレスで、気道が過敏に反応しやすくなり、咳が出てしまうのです。
🌙夜中や明け方に咳がひどくなる理由
「夜になると咳が止まらない」「明け方に咳で目が覚める」
これもよくあるお悩みですが、実は…
🔍夜間の咳には“副交感神経”が関係しています。
自律神経は👇
- 昼:交感神経(アクティブ・緊張)
- 夜:副交感神経(リラックス・回復)
一見良さそうに見える副交感神経ですが、夜に優位になりすぎると…
🌀 気道が収縮しやすくなり、咳が悪化する
🌀 分泌物(痰)が増えて、詰まりやすくなる
つまり、“リラックスしすぎた夜”が咳にとっては過酷な時間帯になることもあるのです。
🌟夜の咳には「寝る前の吸入薬」や「枕の角度」「湿度調整」などが重要になります。
😤⑥ いつも機嫌が悪い人
「イライラ」「グチグチ」「カリカリ」…
その感情、交感神経をずっとONにしていませんか?
怒り・焦り・ストレスは、身体を戦闘モードにして、
気道をキュッと狭くし、咳の発作を起こしやすくします。
🍵イライラしてきたら、深呼吸を3回。
それだけで副交感神経が“いい塩梅”で働き始めます。
🧑💻⑦ 忙しすぎる人
「寝る時間がない」「食事も速攻」「呼吸も浅い」
そんな日々が続いているなら、咳は“身体からのSOS”かもしれません。
💬咳は、“ちゃんと息してますか?”というメッセージかもしれませんよ。
🌿まとめ|咳は“身体と心の暮らし鏡”
咳を治すには、薬も大切。
でも本当に大切なのは、毎日の暮らしの積み重ねです。

咳が止まらない人に共通するのは、
ほんの少し、自分を後回しにしている“優しい人”かもしれません。
だからこそ、
🌙 早めに寝る
🍡 甘いものをちょっとだけ見直す
🚶♂️ 軽く体を動かす
🧘♀️ 呼吸を整える
そんな小さなことが、咳を和らげてくれるのです。
💌やまぐち式・生活改善のヒント✨
✅ 寝る前スマホは“10分だけ”でも控える
✅ おやつは黒糖くるみやナッツ、あずき甘酒にチェンジ🍵
✅ 毎朝3分、深呼吸とストレッチから始めてみる
✅ 咳が出たら「今、自分にどんな負荷がかかってる?」と問いかける
📣咳は、薬だけでなく“生き方”で変わる。
これは日々、たくさんの患者さんと向き合ってきた私の実感です。
あなたの咳が、
「体を整えるきっかけ」になりますように😊🌸
✍️このブログは一般的な生活習慣への気づきを目的としています。
症状が続く場合は、必ず専門医を受診してくださいね🏥✨
投稿者プロフィール

-
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
クリニックだより2025年6月10日汗とかぶれの“重ね技”!? 汗冷え皮膚炎に要注意💦
クリニックだより2025年6月10日エアコン皮膚炎って何? 夏の“冷え乾燥”で肌がヒリヒリ…💦
クリニックだより2025年6月10日「マスク皮膚炎、治ったと思ったのにまた再発…6月の湿度が原因?」
クリニックだより2025年6月10日💦「汗かぶれ・あせもが悪化する前に!」🩺アレルギー科医が教える・・