📰「がんになった検診専門家」から学ぶ ― 日本のがん多発の背景と、当院がめざす“医療3.0”🌿

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の山口裕礼です。
🧑⚕️ 朝日新聞に掲載:「がん検診専門家」の言葉
2025年10月18日(土)の朝日新聞には、
長年がん検診に携わってこられた
松田一夫先生(前・福井県健康センター所長)の
記事が掲載されていました。
「がんになった検診専門家 鎖骨に重なった影 すでにステージ4」
検診を推進する立場にいた先生が、
ご自身の肺がん発見時にはすでにステージ4。
それでも先生は、
「誰一人取り残さない検診体制を」
と語っておられます。
深い覚悟とともに、今の日本の医療構造を問う内容でした。
📊 なぜ日本だけ、先進国で「がん」が多いのか?
日本のがん検診受診率は
OECD諸国の中でも依然として最下位クラスです。
🇯🇵 日本では
・大腸がん検診:約60%
・乳がん検診:約50%
・子宮頸がん検診:約40%
対して、
🇺🇸アメリカや🇫🇷フランス、🇰🇷韓国では
70〜90%前後が受診。
結果として、
日本は先進国の中でがん死亡率が突出して高いという現実があります。
「検診を受けない」だけでなく、
「検診を受けても生活が変わらない」という構造的課題も存在します。
⚙️ 医療2.0から医療3.0へ ― 当院の考える新しい医療のかたち
朝日新聞の記事の中で語られた松田先生の姿勢は、
まさに“医療2.0”の典型といえます。
つまり、
「病気を早く見つけて治す」=検診・早期発見型の医療です。
もちろんこの考えはとても重要ですが、
私たちはさらにその先、
「病気をつくらない」「からだを整えて守る」医療3.0
を目指しています🌿
🔗 参考:当院の「医療3.0」ビジョンはこちら
👉 https://yamaguchi.clinic/laboratory/e_44681.html
医療3.0とは、
患者中心・データ連携・生活習慣改善・自己管理の医療。
検診や薬だけではなく、
「自分のからだを整える力」を育てる時代です。
💎 当院の取り組み:「からだ整え2検セット」
当院では、
検診では見えない“未病のサイン”を捉えるために
2つの検査を導入しています。
🌿 AGEリーダー(糖化=体の焦げ)
🌿 SKY-10(自律神経・ストレス測定)
これにより、
「老化・炎症・筋肉の衰え」を見える化し、
食事・運動・睡眠・呼吸といった
日常の習慣を整えることを重視しています。
🌈 「早期発見」から「早期改善」へ
がんや慢性疾患は、
“結果”として現れる前にすでにプロセスが始まっています。
☑️ 血糖値や脂質が正常でも油断しない
☑️ AGEやストレス指標を把握する
☑️ 生活習慣を「数字」で見直す
この「整える医療」こそが、
医療3.0の核となる考え方です💫
🕊️ 最後に
松田先生の言葉に込められた
「誰一人取り残さない」という信念を、
私たちは“検診の先”で実践します。
検査で見つける医療(2.0)から、
整えて防ぐ医療(3.0)へ。
それが、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの
“からだ整えラボ”の使命です🌸
📍
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
AGE・SKY10で「整うからだ」を見える化✨
👉 https://yamaguchi.clinic/
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)