祝日に出雲大社へ⛩️ 行きたくても行けない「あの方」のために

祝日に出雲大社へ行ってきました⛩️

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼です。

祝日を利用して、島根県の出雲大社へ参拝してまいりました。

出雲大社といえば、全国的にも有名な神社です。
「縁結び」の神様として知られていますが、ここでいう“縁”は、男女のご縁だけではありません。

人と人との縁。
病気と向き合う中で生まれる縁。
医師と患者さんとの縁。
ご家族との縁。
そして、これからの人生を支えてくれる縁。

私は今回、そんなさまざまな“ご縁”を思いながら、出雲の地を歩いてきました。

出雲大社という場所🌿

出雲大社は、日本でも特に古い歴史を持つ神社のひとつです。

御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
「だいこくさま」として親しまれている神様です。

古事記や日本書紀にも登場し、国づくりや人々の暮らしに深く関わる存在として語り継がれてきました。

長い年月の中で、出雲大社には多くの人が訪れ、
願いを込め、感謝を伝え、人生の節目に手を合わせてきたのだと思います。

私が訪れた日には、神楽も奉納されていました。
目の前で舞われる神楽を見ながら、普段の診察室とはまったく違う空気の中で、自然と心が静かになっていきました。

今回の参拝に込めたもの🙏

今回、私が出雲大社に参拝した目的は、単なる観光ではありません。

クリニックとしての病気平癒
当院に通ってくださっている患者さんの健康。
そして、このブログを読んでくださっている「あの方」の願い。

そうした思いを込めて参拝してきました。

今、咳で悩んでいる方。
喘息がなかなか安定しない方。
皮膚のかゆみや湿疹で困っている方。
検査では大きな異常がなくても、不調を抱えている方。
ご家族の健康を心配している方。
通院するだけでも精一杯の方。
病気と向き合いながら、毎日を過ごしている方。

もしかすると、
この文章を読んでいるあなた自身のことかもしれません。
私は、そうした一人ひとりのことを思いながら、出雲大社で手を合わせました。

信じる、信じないは自由です

もちろん、神社仏閣を信じない方もおられます。

祈りや願いというものに、特別な意味を感じない方もおられるでしょう。

それはそれで構いません。
考え方は人それぞれです。

医療は、祈りだけで成り立つものではありません。

診察があり、検査があり、治療があり、薬があり、生活習慣の見直しがあります。
呼吸器の病気も、皮膚の病気も、医学的にきちんと向き合うことが大切です。

そこは、医療機関として当院が責任を持って取り組む部分です。

ただ一方で、診療の中で私はいつも思います。

「この方が少しでも楽になりますように」
「夜、安心して眠れますように」
「息苦しさが少しでも軽くなりますように」
「かゆみや不安から解放されますように」
「今日という一日が、少しでも穏やかでありますように」

医師として、そして一人の人間として、自然に湧いてくる思いです。

行きたくても行けない方がいる🚶‍♂️

出雲大社に行ってみたい。
有名な神社に参拝してみたい。
病気平癒を願いたい。

そう思っても、現実には簡単に行けない方がたくさんおられます。

体調の問題。
ご高齢であること。
時間の問題。
金銭的な問題。
知識や機会の問題。
そして、病気そのものの問題。

「行きたいけれど、行けない」

当院には、そのような方が少なくありません。

だからこそ今回の参拝は、私自身のためだけではなく、
当院に関わってくださっている方々の思いも、少しだけ預かって行ってきたような気持ちでした。

私の眼が行き届いている方のために、代わりに行ってきた。
そう言っても、決して大げさではないと思っています。

ベッドの上から読んでくださっているあなたへ

病院や家のベッドの上で。
思うように外へ出られない中で。
行きたい場所に、簡単には行けない状況の中で。

それでも、この文章を開いてくださっている方がいる。

出雲大社に行きたくても、行けない。
手を合わせたくても、遠く離れた病室の中にいる。

そのようなあなたに向けて、私はこの文章を書いています。

今回、出雲大社で手を合わせたとき、私は確かにあなたのことを思っていました。

名前を大きく呼ぶわけでもなく、特別な言葉を唱えるわけでもありません。

ただ、静かに、

「どうか、この方の時間が少しでも穏やかでありますように」

「痛みや苦しさや不安が、少しでもやわらぎますように」

「今この瞬間に、少しでも安心できる時間がありますように」

そう願いました。

病気の進行や、これからのことを考えると、言葉では表せない思いがたくさんあると思います。

怖さ。
不安。
寂しさ。
悔しさ。
家族への思い。
これまでの人生を振り返る時間。
まだ伝えたいこと。
まだ心の中に残っていること。

そのすべてを、簡単な言葉でまとめることはできません。

医師であっても、人の苦しみのすべてを取り除くことはできません。

けれど、私は思います。

あなたがここまで生きてこられた時間には、確かな意味があります。

誰かにかけた言葉。
誰かと過ごした時間。
誰かを思ったこと。
誰かに思われたこと。
何気ない日常の中で積み重ねてきた一つひとつ。

それらは決して消えるものではありません。

そして、今この瞬間も、あなたの時間は続いています。

大きなことをしなくてもいいと思います。
強くあろうとしなくてもいいと思います。
前向きでなければならない、と思わなくてもいいと思います。

ただ、今日という一日が、少しでも穏やかでありますように。

出雲の空の下で感じた静けさが、ほんの少しでも、あなたの病室まで届きますように。

私は、そう願っています。

医療の外側にも、大切なものがある🍃

病気は、検査値だけで説明できるものではありません。

長引く咳。
繰り返す喘息症状。
なかなか治らない皮膚症状。
原因がはっきりしない不調。
人には言いにくい不安。
家族にもなかなか伝えられないつらさ。
そして、命の限りある時間と向き合うこと。

診察室では、病名や薬だけでは整理しきれない思いに触れることがあります。

もちろん、当院では医学的に必要な診療を丁寧に行います。
それがクリニックとしての責任です。

しかしそのうえで、患者さんの背景にある不安や願いにも、できるだけ目を向けていたいと思っています。

今回の出雲大社への参拝は、
日々の診療で感じているそうした思いを、改めて見つめ直す時間にもなりました。

出雲の空気の中で思ったこと🌸

出雲大社の大きな鳥居をくぐり、境内を歩き、社殿を前に手を合わせる。

その時間の中で、当院に通ってくださっている患者さんの顔が何人も浮かびました。

今、治療を頑張っている方。
なかなか症状が安定しない方。
不安を抱えながら通院されている方。
ご家族のことを心配されている方。
これから当院とご縁ができるかもしれない方。
そして、病院の中から、このブログを読んでくださっている方。

一人ひとりに、少しでもよい方向が訪れますように。

痛みが少しでも軽くなりますように。
息が少しでも楽になりますように。
眠れる夜が増えますように。
心が少しでも休まりますように。
大切な人との時間が、少しでも穏やかでありますように。

今回の参拝には、そんな思いを乗せてきました。

あなたのことを思っている人がいます

祈りを信じるかどうかは、人それぞれです。
神社仏閣に意味を感じるかどうかも、人それぞれです。

それでも、私は思います。

誰かがあなたの回復を願っていること。
誰かがあなたの健康を思っていること。
誰かがあなたの不安が少しでも軽くなることを願っていること。
誰かがあなたの今日という一日を気にかけていること。
誰かが、あなたの存在を大切に思っていること。

その事実だけは、受け取っていただければ十分です。

今回、私は祝日を利用して出雲大社へ行ってきました。

そこには、観光だけではない、クリニックとしての思い、医師としての思い、そして人としての願いがありました。

出雲大社に行ける人もいます。

行きたくても行けない人もいます。

けれど、行けないからといって、願いが届かないわけではないと思います。

誰かが代わりに手を合わせる。
誰かが代わりにその場所へ行く。
誰かがその人のことを思いながら、静かに祈る。

それもまた、一つの“縁”なのかもしれません。

最後に

この文章を読んでくださっているすべての方へ。

今、体調がすぐれない方。
病気と向き合っている方。
ご家族のことを心配している方。
不安の中にいる方。
そして、病室の中でこの文章を読んでくださっているあなたへ。

どうか、今日という一日が、少しでも穏やかでありますように。

大きな奇跡でなくてもいい。

痛みが少しやわらぐ。
呼吸が少し楽になる。
眠れる時間が少し増える。
誰かの声を聞いて、少し安心する。
この文章を読んで、ほんの少し心が静かになる。

それだけでも、私は大切なことだと思っています。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックは、これからも医学的な診療を大切にしながら、一人ひとりの人生に、少しでも丁寧に関わるクリニックでありたいと思っています。

そして、行きたくても行けない方の思いにも、これからもできる限り心を寄せていきたいと思います。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞