クリニックだより 内科

コロナになった後、せき込んで寝れない場合、苦しい場合

内科

ぜんそくの発作のようになります

コロナに感染した後に熱は下がったが、咳き込みがひどくなる場合があります。

・夜や明け方が苦しい

・咳が一度出る止まらず苦しい

・咳止めが全く効果ない

・痰がらみで苦しい

・昨夜は息が止まるかと思った

このように訴える患者さんがおります。

程度の差はありますが、多くの患者さんは

ぜんそくの発作と同じような症状になります

コロナ感染後に喘息(ぜんそく)を発症する患者さんもいます。

ぜんそくで咳や痰などで苦しい場合は発作です。

発作の場合、平均的な当院での治療内容

● エナジア中用量

● プレドニン20mg 7日間

これで約1週間で咳は半分以下になり2週間でだいぶ良くなってきます。(個人差はあります)

その後は

コロナの症状でエナジアが処方された場合、今後について

気を付けるべき事項

● 感染の急性期が疑われる発熱が無い事

● レントゲンを撮影して肺炎が無い事

● 他の細菌感染を疑うような、鼻汁や痰が黄色ではない事

● 他の病気がある程度除外されていること

● プレドニン(ステロイド)を使用する副作用を考慮する事

● エナジアを使用する場合は緑内障や前立腺肥大の有無を確認する事

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。