インフルエンザの検査をするタイミング

タイミングは早くても、遅くてもいけません

インフルエンザが大流行しています

当院は呼吸器の患者さんが多く通院をされています。

呼吸器の患者さんがインフルエンザになると具合が悪くなることがあります。

そこで、インフルエンザの早期診断が重要となります。

● 当院では発症後3時間での陽性診断が高い確率で可能となっている検査キット

を用いています。

● 12時間以上たっていないからまた翌日来てね

ということを極力なくします。

一般的に、

● インフルエンザと思ったのに検査で陰性だった

● 違うところで検査をしたら陽性だった

このような経験は多いと思います。

最初のところが間違っていたのか否か?

● 検査した時間のタイミングの問題

が理由です。

医療機関の多くでは迅速診断キットによる検査です。

検査時間は5~15分と非常に短くその場で診断できます。

患者さんにとって検査による負担も少ないです。

インフルエンザに感染後、インフルエンザウイルスが体内で増殖するまでには時間がかかります。

つまり、

● 12~24時間経過してこの検査を行わないと、陰性

になる可能性が多いです。

一度インフルエンザの検査を受けた時には陰性といわれ、後日再検査で陽性の原因はこのような時間の問題です。

一般的な医療機関で使用する多くの検査キットは

● 発症後12時間から48時間前後が最適

です。

一方、

抗インフルエンザ薬が有効なのはインフルエンザの症状が出てから48時間以内です。

● 検査のタイミングは早くても、遅くてもいけません

当院は、多くの患者さんが呼吸器の病気で通院をされています。

さらに呼吸器の病気の患者さんがインフルエンザになると呼吸器の病気が悪くなる場合があります。

そこで、

当院では発症後3時間でもインフルエンザの診断が高い確率で可能

となっている検査キットを用いています。

● 12時間以上たっていないからまた翌日来てね

というようなことを極力なくします。

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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)