マルシェで出会った、大好きな山菜たち

マルシェで出会った、大好きな山菜たち

今日はマルシェに行ってきました。
お目当ては、私の大好きな山菜です。

春から初夏にかけての山菜は、見ているだけでも心が躍ります。 青々とした葉、すっと伸びた茎、土の香りが残るたけのこ。 どれも、自然の力をそのままいただくような食材ばかりです。

今回購入したのは、写真に写っている範囲では、 たけのこ、ふき、うど、にんにくの葉、みょうがたけ、米粉、白玉粉など。 家に持ち帰る前から、「これはどう料理しようかな」と考える時間も、マルシェの楽しみです。

私は、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザーとして、 食材を見ると「おいしさ」だけでなく、「からだにどう働きかけるか」という視点でも考えます。 山菜はまさに、季節の巡りを感じさせてくれる自然の恵みです。

山菜それぞれの薬膳的な効能

たけのこ:春の巡りを助ける、すっきり食材

たけのこは、春を代表する食材のひとつです。 薬膳的には、体にこもった余分な熱や湿をさばき、巡りを整える食材として考えられます。

春は、冬の間にため込んだものが体に残りやすい季節です。 食物繊維を含むたけのこを取り入れることで、体を内側からすっきりさせる助けになります。

おすすめの食べ方:
煮物、炊き込みごはん、若竹煮。冷えやすい方は、しょうが、山椒、だしと合わせるとバランスが取りやすくなります。
ふき:香りで気を巡らせる、大人の春野菜

ふきの魅力は、なんといっても独特の香りとほろ苦さです。 薬膳では、香りのある食材は「気の巡り」を助けると考えます。

春は、ストレスや緊張で気が滞りやすい季節でもあります。 ふきの香りは、気分をすっと軽くし、余分な水分をさばくような働きも期待されます。

おすすめの食べ方:
ふきの煮物、きゃらぶき、油揚げとの炒め煮。下処理の時間も含めて、春を味わう食材です。
うど:香りと苦味で、春のからだを目覚めさせる

うどは、清々しい香りとほのかな苦味が特徴です。 薬膳的には、香りで気を巡らせ、春に滞りやすい流れを整える食材として楽しめます。

なんとなく体が重い、気分がすっきりしない、季節の変わり目で調子が揺らぎやすい。 そんな時期に、山菜の苦味はからだに心地よい刺激を与えてくれます。

おすすめの食べ方:
酢味噌和え、天ぷら、皮のきんぴら。捨てるところが少なく、香りを丸ごと楽しめます。
にんにくの葉:からだを温め、元気を補う力強い食材

にんにくの葉は、見た目からも力強さを感じる食材です。 薬膳では、にんにくの仲間は体を温め、気血の巡りを助ける食材として考えられます。

冷えが気になる方、疲れやすい方、食欲が落ちやすい方には、少量を上手に使うとよい食材です。 ただし作用が強めなので、胃腸が弱っている時や、のぼせやすい時には控えめにするのがおすすめです。

おすすめの食べ方:
炒め物、卵とじ、味噌炒め。少量でも香りが立ち、満足感のある一品になります。
みょうがたけ:香りで気分を整える、初夏の名脇役

みょうがたけは、みょうがの若い茎の部分で、すっとした香りと爽やかな風味が魅力です。 薬膳的には、香りによって気の巡りを助け、気分の重さや湿気によるだるさを和らげる食材として考えられます。

梅雨前後の湿度が上がる時期には、香味野菜を上手に取り入れることで、食欲を助け、食卓に軽やかさが生まれます。

おすすめの食べ方:
甘酢漬け、薬味、味噌汁、酢の物。香りを生かして、さっぱりいただくのがおすすめです。
米粉・白玉粉:胃腸にやさしく、食卓を楽しくする

山菜と一緒に、米粉と白玉粉も購入しました。 薬膳では、米は胃腸を補い、気を養う基本の食材として大切にされています。

山菜は香りや苦味で巡りを助ける一方、ものによっては少し冷やす性質や刺激を持つこともあります。 そこに米のやさしい甘みや補う力が加わると、食卓全体のバランスが取りやすくなります。

おすすめの使い方:
米粉は天ぷらの衣に、白玉粉は季節の甘味に。山菜料理のあとに、やさしい甘味を添えるのもよいですね。

山菜は、春のからだからのメッセージ

山菜には、独特の苦味、香り、えぐみがあります。 現代の食事では、甘いもの、やわらかいもの、食べやすいものが多くなりました。 けれど、自然の食材には、苦味や香りの中に季節の意味があります。

春は、冬にため込んだものを外に出し、からだを軽くしていく季節。 山菜はその流れを助けてくれる、自然からの贈り物のような食材です。

もちろん、薬膳は「これを食べれば治る」というものではありません。 その日の体調、体質、季節、食べ合わせを見ながら、無理なく取り入れることが大切です。

今日のマルシェで出会った山菜たち。 下処理をして、香りを楽しみながら、少しずつ食卓に並べていきたいと思います。

春の苦味を味わうことは、季節とともに生きること。
そんなことを感じさせてくれる、うれしい買い物でした。

※薬膳的な効能は、体質や体調によって合う・合わないがあります。冷えやすい方、胃腸が弱い方、持病のある方は、食べ過ぎず少量から楽しむのがおすすめです。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞