自家製よもぎ餅の作り方|生よもぎのあく抜きから粒あん入り草餅まで【上新粉・白玉粉】

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼です。

今日は「からだ整えラボ」らしく、庭で育てた自家製よもぎを使って、よもぎ餅を作りました。

よもぎを摘むところから始めて、
重曹であく抜きし、
上新粉と白玉粉を合わせて蒸し、
粒あんを包んで仕上げる。

市販のよもぎ粉ではなく、生のよもぎから作る草餅です。

結論から言うと、香りがまったく違いました。

噛んだ瞬間に、春の草の香りがふわっと広がります。

今回作ったよもぎ餅の特徴

今回のよもぎ餅は、昔ながらの草餅に近い作り方です。

ポイントは、

  • 生よもぎを使う
  • 重曹であく抜きする
  • 上新粉でコシを出す
  • 白玉粉でもちもち感を出す
  • 中に粒あんを入れる
  • 仕上げにきなこを合わせてもおいしい

というところです。

上新粉だけだと歯切れのよい団子寄りになります。
白玉粉を入れると、やわらかく、もちっとした食感になります。

今回は、上新粉と白玉粉を合わせる配合にしました。

材料|よもぎ餅 6〜8個分

餅生地

  • 上新粉:100g
  • 白玉粉:50g
  • 生よもぎ:あく抜き後で30〜50g
  • 砂糖:大さじ1〜2
  • 塩:ひとつまみ
  • 水またはぬるま湯:130〜160ml

中身

  • 粒あん:150〜200g
    1個あたり20〜25gが目安です。

仕上げ

  • 片栗粉:適量
  • きなこ:お好みで
  • 砂糖:お好みで
  • 塩:少々

生よもぎの下処理|重曹を使ったあく抜き方法

生のよもぎを使う場合は、まずあく抜きをします。

用意するもの

  • 生よもぎ
  • 水:1L
  • 重曹:小さじ1/3〜1/2

重曹は入れすぎない方がよいです。
入れすぎると、よもぎの香りが弱くなったり、色が悪くなったりします。

生よもぎのあく抜き手順

1. よもぎを洗う

摘んだよもぎは、土や小さな虫がついていることがあります。
水でよく洗います。

硬い茎は除き、やわらかい葉を中心に使うと、仕上がりがなめらかになります。

2. 重曹を入れた湯でゆでる

鍋に湯を沸かし、水1Lに対して重曹を小さじ1/3〜1/2入れます。

そこによもぎを入れて、1〜2分ほどゆでます。

若いよもぎなら1分程度。
育ったよもぎなら2分程度でよいです。


3. 冷水に取る

ゆでたらすぐに冷水に取ります。
これで色止めになります。

4. 水にさらす

10〜20分ほど水にさらします。

苦味をしっかり抜きたい場合は少し長めに。
香りを残したい場合は短めで大丈夫です。

5. しっかり絞って刻む

水気をしっかり絞ります。

ここが大事です。

水分が多いと、生地がゆるくなります。

絞ったよもぎは、包丁で細かく刻みます。
すり鉢やフードプロセッサーがあれば、さらに細かくすると生地になじみやすくなります。

よもぎ餅の作り方

1. 粒あんを丸める

粒あんを20〜25gずつ丸めます。

あんこがやわらかい場合は、冷蔵庫で少し冷やしておくと包みやすくなります。

2. 白玉粉を溶く

ボウルに白玉粉を入れます。

水を少しずつ加えながら、白玉粉の粒をつぶします。

ここで一気に水を入れすぎないのがコツです。

3. 上新粉・砂糖・塩を加える

白玉粉がなめらかになったら、上新粉、砂糖、塩を加えます。

さらに水を少しずつ足しながら混ぜます。

4. よもぎを混ぜる

刻んだよもぎを入れます。

この段階で、生地全体がきれいな緑色になります。

生地の硬さは、耳たぶくらいが目安です。

硬ければ水を少し足します。
ベタつく場合は上新粉を少し足します。

5. 蒸し器で蒸す

クッキングシートを敷いた蒸し器に生地を広げます。

蒸し時間は15〜20分です。

生地が半透明っぽくなり、粉っぽさがなくなれば蒸し上がりです。

6. 熱いうちに練る

蒸し上がったら、熱いうちに木べらやすりこぎでよく練ります。

ここが、よもぎ餅の食感を決める大事な工程です。

よく練ることで、なめらかでコシのある餅になります。


7. あんこを包む

手に片栗粉をつけ、生地を6〜8等分します。

生地を丸く広げ、中央に粒あんを置きます。

包んで閉じ目を下にすれば完成です。

きなこをまぶしてもおいしい

今回はきなこもありました。

よもぎ餅ときなこはとても相性がよいです。

きなこ衣

  • きなこ:大さじ3
  • 砂糖:大さじ1〜2
  • 塩:ひとつまみ

これを混ぜて、完成したよもぎ餅にまぶします。

中は粒あん。
外はきなこ。

これはかなりおいしい組み合わせです。

実際に作って感じたコツ

今回作ってみて、一番大切だと感じたのは、よもぎの水分調整です。

あく抜き後のよもぎは、かなり水を含んでいます。

しっかり絞らないと、生地がゆるくなります。

逆に、よもぎを細かく刻んでしっかり混ぜると、香りが生地全体に広がります。

市販のよもぎ餅とは違って、葉の繊維感も少し残ります。
これがまた、自家製らしくてよいです。

よもぎ餅が硬くなったときの戻し方

よもぎ餅は、時間が経つと硬くなります。

食べる前に電子レンジで10〜20秒ほど温めると、やわらかさが戻ります。

温めすぎると中のあんこが熱くなるので注意してください。

保存方法

当日食べる場合

常温で乾燥しないように保存します。
ラップをかけるか、保存容器に入れます。

翌日以降に食べる場合

1個ずつラップで包み、冷凍保存がおすすめです。

食べるときは自然解凍、または電子レンジで少し温めます。

きなこは冷凍前ではなく、食べる直前にまぶす方がきれいです。

よもぎ餅作りで失敗しやすいポイント

生地がベタベタする

よもぎの水分が多い可能性があります。
上新粉を少し足して調整します。

生地が硬い

水分が足りない可能性があります。
ぬるま湯を少しずつ足します。

粉っぽい

蒸し時間が足りない可能性があります。
追加で5分ほど蒸します。

包むと破れる

生地が硬いか、あんこが多すぎる可能性があります。
生地を少し厚めに広げると包みやすいです。

医師として思う「整う時間」

よもぎ餅を作っていて感じたのは、これは単なる料理ではないということです。

よもぎを摘む。
洗う。
ゆでる。
刻む。
蒸す。
練る。
包む。

この一連の作業そのものが、かなりよい時間でした。

身体を整えるというと、特別なことを想像しがちです。

でも実際には、

季節のものに触れる。
香りを感じる。
手を動かす。
丁寧に食べる。

そういう昔ながらの生活の中にも、からだを整えるヒントがあります。

まとめ|自家製よもぎ餅は、香りが主役

自家製よもぎで作るよもぎ餅は、香りが違います。

上新粉と白玉粉を合わせることで、コシともっちり感のバランスもよくなります。

粒あんを包めば草餅に。
きなこをまぶせば、さらに香ばしくなります。

春のよもぎが手に入ったら、ぜひ一度作ってみてください。

手間はかかりますが、その分だけ、食べたときの満足感があります。

今日のからだ整えラボは、自家製よもぎ餅。

春を摘んで、蒸して、丸めて、いただきました。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞