自宅にいる状態がわかります
気管支ぜん息の特徴
● 急にせき込んだり、苦しくなったりします
● なんとなく胸がゼーゼー、ヒューヒューしたりします
● 痰がらみや胸苦しさがでます
夕方から夜、明け方に症状が出やすいです
その理由は空気の通り道(気道)の状態は一日の生活リズムで変化しているからです。
患者さんが医療機関に受診するのは主に日中です。
そのため、クリニックで胸の音を聞いても、喘息の特徴的な音はしない場合が多くあります。
しかし実際に夜間、明け方は喘息の音がしている事があります。
夜間、明け方にゼーゼーするのは気管支が狭くなっている音です。
ピークフローメーター
・家にいるときの気管支が狭いかどうか分かります
・イメージは家庭の血圧計のようなものです
・高血圧があれば自宅にある家庭血圧計をつける
・喘息があれば自宅にあるピークフローメーターをつける
そうすると調子を崩しやすい夜間明け方の状態が分かります。
ピークフローメーターおすすめの患者さん
・呼吸困難感が、精神的な事か喘息か分からない場合
・日々の喘息の調子が悪い場合
・風邪か喘息かどちらかが分かりずらい場合
・発作時の薬の使用のタイミングが分からなかったり難しい場合
このような場合にピークフローメーターを使用すると冷静に判断が出来ます。
ピークフローの結果を日誌に記載し、診察時に持ってきていただければ医師との共有ができます。
まずは定期的に通院して、薬を適正に使用していることが重要です。
ピークフローのご希望があれば是非お声がけください
一般的に、新型コロナウイルスの流行にともない、ピークフロー指導の実践がなかなかできない環境です。
何も症状が無くても新型コロナウイルスかもしれません。
いかなる場所からも感染するリスクがあるため、多くの医療機関で指導の実践が控えられております。
患者さんへの感染リスクを無くす、患者さんからの感染リスクを無くす
このような観点で院内オンラインピークフロー指導を開始しました。
指導者(看護師)は2番もしくは3番診察室に待機します。
患者さんには個室で待機をしていただきます。
画面を見ながらお互いに顔をみて、お話をしながら指導が可能となります。
患者さんに応じて、今まで通り対面での指導もさせていただきます
対面の場合は間にビニールカーテンを用いております
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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