高倉健さんと酒井雄哉大阿闍梨の対談 ~「一日一生」の教え~

高倉健さんと酒井雄哉大阿闍梨の対談 ~「一日一生」の教え~

こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

今日は、俳優・高倉健さんと比叡山延暦寺の酒井雄哉大阿闍梨の対談から、人生を豊かにするための大切な教えをご紹介します。

高倉健さんの質問に対し、酒井雄哉大阿闍梨が語った言葉は、私たちの日々の生活や健康にも深い示唆を与えてくれます。

高倉健さんの問いかけ

高倉健さんは、俳優として多くの人に感動を与えながらも、自分自身の生き方について常に問い続けていた方でした。

そんな健さんが、比叡山延暦寺の千日回峰行を成し遂げた酒井雄哉大阿闍梨との対談の中で、次のように問いかけました。

高倉「新しい二十一世紀に向かって、
思い出すと元気が出るような言葉をいただけますか」

この質問に対し、大阿闍梨が語ったのは、「一日一生」という言葉でした。

酒井雄哉大阿闍梨の「一日一生」の教え

酒井雄哉大阿闍梨は、健さんの質問に対して次のように語りました。

酒井「僕が今いちばん好きなのはね、『一日一生』という言葉なんです。
同じように今日の自分は今日で終わる、明日にはまた新しい自分に生まれ変わってね。
昨日あった嫌なことも昨日でおしまい。
しこりを残さない。恨みを引きずらない。
一生懸命、今を大切にして、今をがんばった、
その積み重ねの先に、なりたい自分がいるのと違うかな」

この言葉には、過去を引きずらず、未来を恐れずに、今この瞬間を大切に生きる大切さが込められています。

私たちに活かせる「一日一生」の教え

酒井雄哉大阿闍梨の言葉は、私たちの生活や健康との向き合い方にも応用できる教えです。

日常に取り入れたい「一日一生」の精神
  • 過去を引きずらない
    失敗や後悔にとらわれるのではなく、それをその日で終わらせ、次の日には新たな気持ちで始めましょう。
  • 今を大切にする
    健康のために、今日できることを一つずつ丁寧に積み重ねることが、将来の自分をつくります。
  • 未来を恐れない
    未来に対する不安は、今を全力で生きることで軽減されます。一歩一歩進むことが、最終的には目標につながります。

おわりに

高倉健さんと酒井雄哉大阿闍梨の対談にある「一日一生」の教えは、私たちが健康と人生に向き合う上で、貴重な指針を示してくれます。

どうか皆さんも、今日という一日を大切にしながら、「一日一生」の心で日々を積み重ねてみてください。

その先に、健さんや大阿闍梨が語った「なりたい自分」が見えてくるはずです。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)